大阪箕面市 山奥にある箕面の滝手前にたたずむとあるひなびた温泉宿
2017/11/30
大阪府箕面市にある箕面の滝は、関西では言わずと知れた紅葉の名所の一つです。
大阪の中心地である梅田から電車でおよそ30分で行ける好立地です。
滝より手前にある、山奥にたたずむとある温泉宿はオフシーズンだったことも重なり、人けがなく不気味なほど静かな宿です。
箕面の滝に行く場合は、観光客がたくさん訪れる紅葉の季節に、日帰りした方がいいかもしれません。
その温泉宿で、ゆったりと温泉につかることもできない体験をしたのでご紹介したいと思います。
少し変わった体験をしたい方にはぜひ泊まってみてもらいたいのですが・・・。
( ※写真正面の滝道へはGoogleストリートはできませんので、Googleマップを参考にしてください )
阪急箕面駅に降り立つと、すぐに山奥の箕面大滝に続く滝道がはじまります。
駅から滝までの道のりは約2.6キロとちょうどいい散策路ですね。
滝道の前半部分には、喫茶やおみやげ屋、ホテルなどもあり観光地らしい雰囲気がただよっています。
ですが、後半部分に入ると、緑豊かな山あいに囲まれた道がつづきます。
紅葉の季節こそ賑わっていますが、それ以外のシーズンはあまり観光客は見かけません。
それも晴れている昼間なら明るいのですが、夕方近くにもなると、木々が生いしげっているのでうす暗くなります。
そんな滝道をだいぶ奥まで進んだところに、そのひなびた隠れ家的な温泉宿はありました。
滝道のわきには、ずっと川が流れており、その川沿いに危なげに建つ木造の宿です。
まるで古い日本映画に出てきそうな山荘でした。
◇
周りはまっ暗やみで、背後からは山がせまってくるような不気味さがありました。
宿に入ると、ほかの宿泊客もいないからか、お出迎えもありません。
おそるおそる中に声をかけると人が出てきてほっとひと安心です。
部屋に通されると、想像どおり古い感じでしたが、掃除はいきとどいていてきれいでした。
夕食はふつうの温泉宿と同じように、たっぷりといただきました。
箕面の滝の名物菓子である紅葉天ぷらはぜひおすすめです。
行ったらどのおみやげ屋さんにも売っているほど有名なので、買って食べてみてください。
◇
そこまではまだ良かったのですが、怖いほどひなびていると感じたのは夜に温泉に入ろうとしたときのことです。
宿は広く、お風呂まで遠かったのですが、宿の人の生活スペースを通りながら行かなくてはなりませんでした。
とても高齢のおじいさんがテレビを見ながら夕食を食べている目の前を通り、いざお風呂場へ。
お風呂場は二手に分かれているのですが、なんと男湯女湯の表示がないのです。
どちらに入るのが正しいのか、まずは脱衣所をこっそりと確認です。
どちらも誰も居なさそうなのでほっとしましたが、お風呂に入っているときに異性が入ってきたらどうしようという問題があります。
結局大急ぎでお風呂に入って出てくるはめになり、せっかくの温泉を満喫する余裕などまったくなく、残念でなりませんでした。
◇
とにかく人けのない薄暗い宿で恐ろしくもあり、それを楽しんだ不思議な旅の経験です。
一度くらいはこんなところに泊まるのも面白いかと思います。
ちなみに宿からさらに少し歩いていくと、箕面大滝に着きます。
そこは急に開けた場所になり、おみやげ屋や屋台もあり、それまでとは打って変わって人もたくさんいます。
人の食べ物をねらっているサルもひんぱんに出没するので、食べ物を取られないように要注意です。
ひなびた温泉宿ではありましたが、隠れ家的でどこか浮世離れした雰囲気のただようところでした。
ちょっとふしぎな世界を味わってみたい人にはおすすめの場所と言えます。
ただ滝を見に行って帰るだけでは味わえない温泉宿なので、ゆっくりと時間を取って泊まってみてはいかがでしょうか。
静かな時間を過ごすには最な宿かもしれません。
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