北海道の美味しい生うにを食べる
2023/11/03
日本では古くから、ウニを保存用として塩で加工されたものがあり、日本の三大珍味といわれてきました。
やっぱり、鮮度が良い生きているウニの殻を割ってその場で食べるのが最高の美味です。
市販されているものは、死んでから時間が経っているため、生臭さがあったり、保存や型くずれ防止のためにミョウバンやアルコールなどを加えるため、食味、風味が劣ってしまいます。
そこで、食味の劣化を防ぐために塩水でパックされたウニも出まわっています。
色も味も濃いバフンウニの単価は高いですが、山吹色であっさりめのムラサキウニが、広く一般的に出回っています。
旬は春から秋にかけて、特に初夏は最も質がよく、出まわり品としてはシーズン以外は冷凍品などになってしまいます。
新鮮な生ウニを食べるには、やはり産地にある飲食店でしょうね。
主な産地として、北海道の積丹、利尻島、礼文島が特に有名です。
ウニ漁は、漁師が小舟に乗り、「箱めがね」と呼ばれるのぞき眼鏡で海底を見ながらカイを操り、ウニを探します。
ウニを見付けると玉網(タモ)やウニ漁用の鈎(カギ)で1つ1つ獲ります。
容易に見えますが非常に熟練を要する捕獲法です。
国内生産量のうち約半分を占める北海道では、こうした漁が日本海側では5月~8月、オホーツク海側では2月~7月、方面襟裳では1月~3月に行われます。
礼文島のウニ類の水揚げ量は北海道全体の約20%近くを占めるため、礼文島の水揚げが市場価格を大きく左右するほどです。
食用されるウニは、バフンウニ、ムラサキウニ、アカウニの3種類ですが、北海道ではそれよりひと回り大きい養殖されたエゾバフンウニやキタムラサキウニが捕獲されます。
夏に北海道を訪れて旨すぎるウニを食べたい人は是非、積丹や日本海沿岸の町、ちょっと距離がありますが利尻礼文、知床方面など足をのばしてみたらどうでしょう。
積丹の新鮮で旨い生ウニ丼をはじめ、いくら丼、海鮮丼、ホッケやイカの焼物など食べられるお店紹介
北海道積丹観光Web site
利尻島では、観光の一環としてうに採り体験ということを行っています。
地元漁師さんと同じ方法でウニ採りが出来、その場で割って食べられます。
6月~9月で、料金が1500円かかりますけど。
利尻島観光案内
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