初めての角サン
2015/10/11
1937年に発売だそうですが、私が角瓶と出会ったのは1970年、京橋というスナックでした。この店を紹介してくれた友人と店のマスターに勧められてからの角瓶との付合いです。
当時、原価スナックということで1800円だったと記憶していますが、通称「角サン」といい私は殆ど水割りかロックで飲んでいました。オールド、ロイヤルも有りましたが当時はランク差が大きく、お店の雰囲気やちょっと高級感の店とかプラッと入りやすい気軽な店とかで、ウィスキーも格付けされていたように思います。
給料日前などは、安さが売りのこの店にきて角サンを「つけ」でキープしたりしていました。角サンは甘く旨い時もあり、苦く辛い時もありましたが、癖のないスッキリした飲み口でしたので、水割りでは物足りず、私はロックグラスに大きめの氷を2個入れたロック飲みが好みでした。
お酒には、おしゃべりとバックミュージックは付き物で、当時もカラオケは有りましたが、100円を入れると2曲聴けるジュークボックスと有線放送のリクエスト曲などを聴くことが流行りで、そのせいでしょうかその年々の様ざまな流行曲にはとても敏感でした。特に、電話で曲をリクエストするのですが、何曲待ちとかで、その曲の情報交換などで盛上り、曲が掛かったときの満足感と角サンの旨みは格別でした。
今、自宅でも1年に2,3本飲みますが、様々なウィスキーがある中で今でも人気のある角サンです。私も若い時代の思い出から繋がって、そしてこれからも一生私のお酒の友と成り続けると思います。
More from my site
関連記事
-
-
2018 北海道一周ライド/自転車で北海道ぐるっと一周
7月2日から9区間を22日間で2400kmを自転車で走る「北海道一周ライド」が始 …
-
-
「ベビーカー用フック」でお出かけが楽チン!
100円ショップではほとんとのお店で売られている「ベビーカー用フック」。 これを …
-
-
紅茶をおいしく飲む秘訣
日本人はコーヒー党が多く、紅茶の飲み方を知らない方が多いと聞きます。 日本では紅 …
-
-
信じたくなる迷信 茶柱が立つと幸運が訪れる
茶柱は、日本茶をいれたときに混じったお茶の茎のことで、番茶などによく見られます。 …
-
-
趣味として基礎を学ぶ為にDIY教室に通う
休日を利用してDIYに励んでいたのですが、実用的に使う事の出来る机、椅子などの製 …
-
-
500円硬貨の秘密とは
先日、買物のおつりの500円硬貨を見ていたら、ちょっと違うような硬貨を見つけまし …
-
-
さっぽろテレビ塔のスカイラウンジ屋上からダイブ!
さっぽろテレビ塔のスカイラウンジ屋上からダイブ! 今年で開業60周年を迎え、その …
-
-
食パンの切り方と保存方法 /固くなったパンは?
パンを切るときの秘訣/ 食パンを家庭で切るにはコツがあります。 パ …
-
-
個人用飛行装置 ジェットエア vs. ジェットボード
ひとり単独で宙に舞い上がることは、夢の中では可能ですが現実では不可 …
-
-
北方領土とは/ 2月7日は「北方領土の日」
北方領土の北方四島は、北海道の知床や根室の東もしくは北東に位置し、国後島(くなし …
- PREV
- 「山ブドウ」と「コクア」採り
- NEXT
- お風呂の床の傷み