子供達の食育に 無農薬で収穫できる家庭菜園
北海道は夏が短いので家庭菜園で栽培できる野菜や果物が限られています。
天気によってうまく育たないことや形が悪いことはよくあります。
でも自分で育てた野菜が食卓に並んだり、よく育ってくれるのを見ると毎年欠かさず家庭菜園をしたくなります。
◇
北海道ではほとんどの野菜が育ちますが、なりが悪かったり、植えどきを間違えると苗が寒さでダメ寒いので、天気を確認して6月中頃までに植えることにしています。
毎年欠かさないのはになってしまいます。
5月の初めはまだまだ、トマト、キュウリ、茄子です。
比較的簡単で、夏の食卓は毎日新鮮な家庭菜園のサラダがいただけます。
味が濃いのでドレッシングはオリーブオイルと塩で充分です。
◇
トマトは毎回品種を変えて数種類植えるようにしています。
以前植えたアイコという種類はとても甘くて驚きました。
スーパーで売っているのも食べてみましたが、自分で収穫したアイコの方が断然甘くて美味しかったです。
トマトは鮮度でこんなに味が違うのかと驚きました。
子供達が自ら畑に入り、果物のように喜んで食べてくれる魔法の野菜です。
どんどん収穫できてボウルいっぱいトマトを収穫した時は、湯むきしてスープにします。
水を一滴も使わないトマトスープは濃厚な味で毎年楽しみの一つで、もちろん子供達もペロリとたいらげます。
◇
思いつきで挑戦したのはサツマイモです。
周りで誰も育てたことがなく、育て方がよくわからないので、サツマイモを植えてみるという発想がありませんでした。
道外出身の友人は、北海道の芋掘りはサツマイモではなくじゃがいもだということを知り、カルチャーショックだったそうです。
だったら私もサツマイモで芋掘りをしてみたい!と挑戦してみました。
中央に盛り土をして茎をさし、水やり以外はほったらかしです。本には肥料のやりすぎはサツマイモが育たず葉が伸びると書いてあったので何もしませんでした。
収穫しどきは霜が降りる前なので10月を目標に待ち、葉が少し黄色くなってきた頃に掘り起こしました。
念願の芋掘りです。
結果は一つの苗から大きいのが2本だけ。
残りは直径2cmくらいの細いものばかりが出てきました。
若干がっかりしましたが、数週間乾かした後、蒸してみたらものすごく甘く感動の味でした。
◇
バジルやハーブは家庭菜園の虫除けになると聞いたので、苗と苗の間に植えています。
カモミールやミント、マリーゴールドも畑の周りに植えて薬は使わず自然の虫対策をしています。
ハーブを植える前は小さなアブラムシがついたり、葉が食べられてしまうことがあったので、唐辛子と酢などをブレンドしたお手製防虫剤をスプレーしていましたが、こっちが先に唐辛子にやられてしまうので断念しました。
虫に悩んでいる人はハーブを植えるのがおすすめです。
◇
家庭菜園は自分が野菜を育てて食べるだけではなく、子供達の食育にもぴったりだと実感しました。
採りたての野菜はスーパーで買う野菜と全然違う美味しさですし、子供達も野菜がどう育ってどう実をつけるか知ることができます。
なにより自分で採った野菜を喜んで食べてくれるのはとても嬉しいことです。
ハーブの虫除けで農薬も必要ありませんので安心して食べさせることができます。
野菜の皮や切れ端は生ゴミ処理機で乾燥させて肥料にし、次の年の土作りに利用しています。
今まで育たないと思っていたサツマイモができたのでこれからも色々挑戦して家庭菜園を楽しみたいです。
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