ソニーブログ

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ミステリ-ツア- その先は古くひなび過ぎた秘湯

      2017/11/30

春になりまだ雪が残っていた時、姉にどこか温泉に行こうと誘われて、2時間位離れた場所に住んでいる姉と一緒に日帰り温泉に行くことになりました。

費用は1万円かからないようにお願いして場所は任せました。

数日すると連絡あり、日にちと時間、待ち合わせ場所を聞いて当日そこで会うことを約束。

当日、交通機関はバスで家から姉の所まで2時間かけて朝姉と会いました。

場所を聞いていなかったので聞いたら姉もわからないと言うのです。

それは旅行会社企画のミステリ-ツア-だったのです。

バスの中にはミステリ-ツア-を楽しむ人が約30人乗っていました。

世代は50代の方がほとんどです。

どこに行くのか楽しみでワクワク、しかし不安でもありました。

バスの中での姉とのお喋りはとても楽しい一時で、時間も忘れて場所も気にしていませんでした。

しばらくすると雪が降ってきて景色もみえないほど荒れてきて、行き場所が全く想像もつかなかったので今度は恐怖が襲ってきます。

3時間ぐらい走ってやっと着いたところは、田舎の山奥で古いおんぼろの温泉宿。

まじか、心の中で思い、宿に入ると予想どおり寒い、汚い、早く温泉に入りたくてたまない程身体は冷えきっています。

直ぐにお風呂に向かいました。

ミステ-ツア-秘湯1
お風呂もまた古く汚いし暗い、洗い場も汚い、でも何とも言えない雰囲気。

それは窓から見える雪景色で、外は寒いけど温泉の中は暖かいので幸せな気分になります。

お湯は茶色でゆっくり足を入れると、ヌルとした感触、お湯のそこは泥が溜まっており気持ちが悪い。

しかし、このような温泉のお湯は肌が良くなるに違いないと勝手に解釈して、その温泉の泥を顔や身体につけてみました。

他の人を見ると同じように泥を肌につけています。

ドロドロな顔で身体を洗う姿はおかしくてたまりません。

まるでアライグマのようでした。

最後はシャワ-で泥を落とし、なんかスベスベした肌の感触。

今度は露天風呂に行きますが、外は寒く雪も降っており長湯出来ません。

残念なことに、どんなお風呂か記憶がありません。

すぐにもう一度、内風呂の茶色い温泉に入り身体を温め出ることにしました。

お風呂上りは汗がダラダラと出て身体はポカポカに温まりました。

ミステ-ツア-秘湯2

お昼近くになるとお弁当が渡されて食べましたが、お弁当の中もあまり美味しい物ではありませんでした。

休憩所で少し休み、帰る時間が来たのでバスに乗り込みましたが、雪は降って吹雪いて、とても残念な気持ちです。

でも、体は温まってポカポカ、終点まで姉とお喋りしてバスの中を過ごし、今日の温泉の反省会をしながら家に着いたのは夜になりました。

しばらくしてこの間いった所は、秘湯で有名な場所らしく、源泉で人気ナンバ-1の宿だったことを知りました。

私はどちらかというと、きれいな温泉宿で美味しいご飯、温泉にはこだわりがありません。

わくわくするより、不安、恐怖のほうが強かった思いです。

良かったのは肌がスベスベになり、身体が温まったところですね。

しかし二度と行方のわからないミステリ-ツア-には参加しません。

春になるとこのことを思いだし決して忘れられませんし、強烈な思い出にもなりました。

姉との温泉の旅は今も行っています。

 

 

 

 - 旅行

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