電気釜で甘酒をつくってみよう
一定の温度をたもって、コウジが発酵しやすいようにするには、保温式の炊飯器を利用すると、手間がかからなくて楽ですね。
もち米を炊飯器でおかゆに炊いて、これをさましてからコウジをくわえて、保温スイッチを押せば約半日間でおいしい甘酒ができます。
コウジをくわえるタイミングは、おかゆが熱すぎるとうまく発酵しませんので、目安温度は60℃ぐらいがベストです。
高すぎても低すぎてもいけませんが、あまり厳密に考えると肩がコリますので、2,3℃の誤差は気にしないことです。
温度計で測るのが賢明ですね。
保温は炊飯器のフタをあけたままにして、上にはフキンをかぶせておきます。
電気代がかかりますが、10~12時間の保温で出来上がります。
ツブツブが気になる方は、おかゆの時点で水を増やすか、甘酒の元と水を加えお好みの濃さに薄めてください。
最後は、火を入れることで日持ちがよくなりますので、仕上がった甘酒を鍋にうつして火にかけ、いちど沸騰させて発酵の働きを止めれば出来上がりです。
炊飯器を使って沸騰させるか、鍋に移して煮沸してもいいでしょう。
沸騰させないと、酵素が生きたままの状態なので、体にも良い「生甘酒」として飲めますが、コウジの香りが残るので煮沸した甘酒の方が飲みやすいですね。
また、甘酒の甘みを引き立たせるため、隠し味として塩を一つまみ入れてもいいです。
自然の甘みで、飲む点滴、食べる甘酒が出来上がりです。
市販の甘酒は真っ白ですが、出来上がったものは多少黄色っぽい乳白色です。
どろどろの濃い状態ですので、お好みに合わせて薄めて飲むのがいいでしょう。
甘味が足りないようであれば砂糖を加えてください。
お好みでおろし生姜をのせて、割り箸などでかき混ぜながら飲むのもいいですよ。
多くつくった場合は、容器に移して粗熱をとり冷蔵庫に保存します。
保存は冷蔵庫でなら1週間ほど、冷凍庫なら1か月ほど保存が可能です。
冬はあつあつホットの甘酒を、夏はつめたい手作り甘酒を飲んで楽しみましょう。
More from my site
関連記事
-
-
500円硬貨の秘密とは
先日、買物のおつりの500円硬貨を見ていたら、ちょっと違うような硬貨を見つけまし …
-
-
卵の殻を捨てるのはもったいない / 食べて栄養補給
卵は黄身と白身でさまざまな料理にされて食べられますが、その殻も捨ててはもったいな …
-
-
2023年 日本国内の紅葉名所はここ
秋が深まるにつれ黄葉、紅葉、褐葉と多様に色づきますが、これらをまとめて紅葉と呼び …
-
-
日本の五節句>七草・桃の節句・端午の節句・七夕・重陽の節句
江戸時代に幕府が公的な行事・祝日として、人日の節句、上巳の節句、端 …
-
-
汗のトラブルから解消する 汗止めグッズ7選
体を冷やす果物はキュウリ、ナス、トマト、スイカなどよく知られていますが、驚きや、 …
-
-
千葉県民には普通 他県民にはビックリ!の話
わたしは転勤で他県から千葉県に引っ越ししてきました。 すると「何それ!?」と驚く …
-
-
バイオリズムを知って未来を変える
「なにか体調はすぐれないな~、集中できなく途中眠くなる。 睡眠時間は常時6時間く …
-
-
料理教室で習ったことは私の財産になりました
独身時代に東京都中央区京橋にある明治屋クッキングスクールに通いました。 主人との …
-
-
同じデザインの服や色ち買いをするとあまり着ません
売り場で気に入ったデザインのものを見つけると、色ち買いしてしまうことがあります。 …
-
-
ジャンプ場を駆け上がる Red Bull(レッドブル)400
5月21日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場で、Red Bull(レッ …
- PREV
- 洗濯物は工夫して干します
- NEXT
- おせち料理をたべよう