ソニーブログ

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「しまなみ海道」本州⇔四国をサイクリングで

      2017/11/30

瀬戸内海は広島、岡山や四国との陸地に挟まれた海ですが、それでも当然ながらかなりの幅を持ちます。

連絡船なんかもある海域ですね。

そんな瀬戸内海ですが、そこを自転車で渡れるルートがあることはご存知でしょうか。

四国と本州を結ぶ橋は瀬戸大橋が有名ですが、そこより西にある、いくつもの橋で繋がる道が「しまなみ海道」です。

そこは、橋を自前のものやレンタルした自転車で渡ることが出来、自転車好きでなくとも一度は訪れてみたい絶好のサイクリングコースがある道なのです。

画像元:今治地方観光協会

画像元:瀬戸内しまなみ海道振興協議会提供

「しまなみ海道」とは四国愛媛県の今治から、本州広島県の尾道までを繋ぐ全長約80kmのルートで、お勧めのスポットです。

途中いくつもの島があり、その間を橋によって渡るのですが、これら全ての橋で自転車での通行が可能なのです。

通常は大抵、瀬戸大橋のように大型の橋は車両専用で自転車での通行は禁止になっているものですが、ここ「しまなみ海道」は自転車専用道路が設けられていて全国的に見ても珍しいのです。

画像元:360@旅行ナビ

橋は大抵高い位置にかかっていますので、そこを自転車で渡ってみると、左右は完全に見晴らしが良い訳で、まるで空を飛んでいるかのように気持ちのいい感覚を味わえます。

距離のある橋でも途中で休憩して景色を眺めてみるのもいいでしょうね。

時には自転車を降りてのんびり押して歩いてみるのもいいです。

高い山の展望台で見る景色とはまた一味違った眺望が楽しめます。

自転車は本州側でも四国側でもレンタルをしていますので、遠くから手ぶらで訪れることも可能です。

 

80km渡るのはしんどい、という方でしたら例えば四国からスタートして途中何個かの橋を渡って引き返してくる、これだけでも十分に楽しめるでしょう。

途中の島でブラブラしてみるのも面白いでしょうし、お店があったりキャンプ場があったりもします。

画像元:ウィキトラベル SN3D0053

立ち寄ってみる場所としておすすめは四国側の最初の大きめの島、「大島」にある「よしうみいきいき舘」ですね。

ここでは海鮮を買い求め、その場で七輪を使って海鮮バーベキューを楽しむことが出来ます。

特に貝類がかなりの種類そろっており、まだ生きて動いている新鮮な貝を焼いて海を眺めながら食べるのは最高です。

ランチに是非お勧めします。

よしうみいきいき舘   画像元:道の駅よしうみいきいき館

その他に寄る場所としておすすめは大三島にある「大山祇神社」です。

ここは多くの武将が武運長久を願い武具を奉納した神社として有名で、全国の国宝、重要文化財指定を受けた甲冑のうち40%ほどがこの神社の国宝館や紫陽殿に収蔵されています。

源平の時代や戦国時代の武具に興味のある方は必見です。

神社自体も広く、静かで趣きのある空気を楽しめます。

 

このようにしまなみ海道はとてもすばらしい眺望が楽しめるサイクリングだけではなく、食や文化にも触れることのできるお勧めのスポットです。

サイクリングターミナルは各地にあり、借りた自転車を別のターミナルで乗り捨てることも可能です。

人それぞれのサイクリングプランで自由に楽しめるのもここ「しまなみ海道」の特徴ですね。

橋の上は遮るもののない場所なので気温と風にだけは注意してください。

逆に心地のいい季節でしたら風を切って走るサイクリングは最高です。

自転車好きな方だけでなくてもお勧めですが、最近運動不足、という方にもいいのじゃないでしょうか。

海を眺めながら自転車をこぐ心地よさを、是非体験してみてください。

画像元:360@旅行ナビ

 

尾道⇔向島間の新尾道大橋には自転車・歩行者道がありません。

並行して架かっている尾道大橋の国道317号は、歩道の幅は狭く、ケーブルがあり危険で、渡船利用のほうが時間金銭的にも最良かと思います。

渡船運賃は70円~110円(人+自転車)です。

尾道大橋の歩道は狭い  画像元:360@旅行ナビ

そして、橋は高い位置にあるため、橋の入口までは坂道が続きます。

尾道大橋のようにかなりキツイ坂道と延々と続く坂道もあります。

のんびり風景を見ながら徒歩で押してあがるのも良いと思いますね。

 

 

 

 

 - 旅行

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