足のウラの日光浴
2017/11/30
誰もが靴をはくようになって、もうかれこれ60数年以上にもなりましたが、このため人間の足は一日中靴でおおわれ、これが一年365日間もつづいているのです。
いいかえれば足の日照権がなくなってから、もう70年くらいになるわけですが、これは人間の健康には有害だと専門医は指摘しています。
せめて晴天の休日だけでも、足のウラに太陽光線を浴びせたほうがいいですね。
紫外線と赤外線
足のウラの日光浴をすると、どのようなプラス面があるのでしょう。
たとえば、水虫の悩みは、夏の紫外線が強いときに、はじめは5分間、つぎは10分間というように時間をのばして30分も日光浴させたら、ひと夏で水虫はなおってしまいます。
冷え性は、足の裏に日光を当てることで、紫外線と赤外線によって、ずいぶん症状がよくなります。
冷え性は足先などの抹消血管が収縮し、血液の流れが悪くなったために起こりますが、紫外線には、殺菌作用や体内でのビタミンDの生成を促す作用があり、足の裏に紫外線を当てると、新陳代謝が促され血行もよくなります。
抹消血管の血行がよくなると、からだ全体の血行もよくなり、からだ中がポカポカとあたたかくなります。
また、足の裏の土踏まずには湧泉(ゆうせん)というツボがあり、紫外線で刺激してやることで、冷え性も改善されます。
太陽光線中の赤外線も温熱効果のある光線で、冷え性の改善には、たいへん役立ちます。
日中ポカポカとあたたかく気持ちいいのは、この赤外線のおかげですが、足の裏に日光に当てれば、この赤外線が冷たい足をポカポカにあたためてくれますね。
More from my site
関連記事
-
-
マイナスイオン発生 「森林浴のすすめ」と効果
5月の新緑から、香り漂う森林は6月から8、9月がいちばんで、マイナスイオンも多く …
-
-
夏バテの原因は生活習慣-知らないと損する夏バテを乗り切る方法
夏バテとは、高温多湿な日本の夏に身体がなんとか対応しようとしてしきれなかった結果 …
-
-
アロマセラピーの分類と安全に楽しむための知識 利用法 注意点
アロマテラピーまたはアロマセラピーは、精油(エッセンシャルオイル)、または精油の …
-
-
ニキビの原因と生活スタイル
にきびは、思春期にできることが多いですが、炎症がひどいと痕が残ることもありますの …
-
-
ラップの食品 高温加熱には注意!
プラスチック製のラップは、高温になると溶けたり、化学物質を放出したりする可能性が …
-
-
あなたは何おなか?おなか太りタイプ別のおすすめ食材
女性にとっておなか太りは気になりますよね? ブニブニのおなかだと、好きな洋服を着 …
-
-
ペットロスを乗り越えるには この方法で
家族の一員であるペットを失った時の悲しみから、立ち直る方法をご紹介します。 犬や …
-
-
クエン酸とミトコンドリアのこんな関係
私たちの体をつくっているのは驚く数の細胞です。 その数は37兆個。 …
-
-
次亜塩素酸水で消毒!安心できるの?
コロナウイルス感染予防から、ドアノブや手すり、スイッチ、蛇口、テーブルなど手に触 …
-
-
早わかり ジェネリック医薬品は安全で安いです
ジェネリック医薬品とは? ジェネリック医薬品は新薬と同じ有効成分で …
- PREV
- 快眠するための工夫
- NEXT
- 第67回さっぽろ雪まつり2016を見に行こう