我が家の猫スコティッシュホールドが12歳になって思うこと
2018/04/12
我が家ではスコティッシュホールドを飼っています。
オス猫で名前はレオです。
レオが我が家にきてから12年以上が経ちました。
今まではそんなに気にならなかったのですが、最近レオは歩くときに足をひきずるようになりました。
動物病院に行っても高い台の上に乗って歩くわけではないので、先生はいつも触診だけで問題ないといいます。
歳をとったせいかと思いましたが、どうやらそれだけではなさそうです。
スコティッシュホールドは耳が垂れていて丸顔でなんとも愛くるしい猫です。
最近の猫ブームでよく見かけるようになりました。
しかし、その垂れた耳は軟骨が不完全にしか発達していないからです。
遺伝的なものであり、他の骨軟骨にも問題があります。
うちのレオも、垂れた耳の中の軟骨がボコボコしていて耳あかがたまりやすいです。
動物病院の先生には、まめに耳そうじをすることと、軟骨が大きくなって耳の中をふさぐようであれば手術する方法もあると言われました。
それに、おじさんが両手を前に出してダラっと脱力しながらあぐらをかいて座るような「スコ座り」もよくします。
なぜ「スコ座り」というのかというと、スコティッシュホールドがよくする座り方だからです。
垂れた耳と同じで、よくいえば関節がやわらいのです。
悪くいえば骨軟骨に問題があることがあります。
そのため、その座り方が得意なようです。
その座り方はスコティッシュホールドにとって楽な体勢のようです。
うちのレオは「スコ座り」もしますが、うつぶせのままベタッと足を開いて寝そべることもあります。
ふつうの猫がよくする香箱座りをしません。
それはもしかしたら関節が痛いからかもしれないと最近は思います。
最近は階段もたどたどしく上り、テーブルから下りるときにも戸惑っていることが多くなりました。
そしてレオが下りる場所に、衝撃を少しでも和らげるための薄いクッションを敷いています。
階段を上り下りする時には過保護とはわかっていても時々抱っこしてしまいます。
最近、スコティッシュホールドはテレビ・雑誌・ネット・ペットショップなどでよく見られるようになりました。
しかし、その愛くるしい見た目の象徴である、折れた耳や「すこ座り」といわれる格好は、骨軟骨の遺伝的な問題からきています。
歳をとると他の骨や軟骨にも問題が出てきて歩行が大変になったり、歩行ができなくなることもあるようです。
12年前を思い出してみるとペットショップでレオを買った時に店員さんからこの猫種はこのようなことがあるとは説明をされていませんでした。
私たち家族もよくスコティッシュホールドのことを調べて買ったわけではありません。
知っていたら買わなかったということはないですが、知ってれば段々と出てくるかもしてない症状に対してもう少しどうすればよいか前もって調べていたかもしれません。
うちのレオもこれからどうなっていくかわからないのです。
でも家族の一員なので、レオが過ごしやすいようにしてあげて、看取るまで一緒に生活していこうと思います。
〈本文:donkyo4766さんより〉
More from my site
関連記事
-
私の猫との出会い そして猫が与えてくれるもの
私が猫と出会ったのは、小学校3年生の時です。 私には姉が二人いますが、2番目の姉 …
-
ハムスターとの思い出「2度もごめんなさい!」
学生の頃と結婚後、2回ハムスターを飼いました。 私が飼ったことのある唯一の哺乳類 …
-
2代目猫ちゃんは靴下を履いた白黒猫
小学生の頃に出会った1代目猫のオスのミー。 外に出ては他の猫とケンカばかりしてい …
-
寝るときは猫ちゃんと みんな一緒♡みんな仲良し♡
我が家は私と母、そして猫の男の子4人といった家族構成で、6人家族です。 寝る時は …
-
アメリカンショートヘアーとの幸せライフ
灰色の毛色に黒のシマシマが愛らしいキュートな猫、アメリカショートヘアーとの生活と …
-
愛犬のミニチュアダックスフンドと暮らしています
犬は何匹も飼ったことがあるのですが、この子は特別です。 室内で飼っていて、どんな …
-
始めての猫カフェ体験
東京都心にある、こじんまりとした猫カフェを紹介したいと思います。 猫カフェを始め …
-
癒されるカメとスローな暮らし
野生のクサガメがわが家にやってきた! 小さい子ガメのカメロンと道端でばったり出会 …
-
癒やしだけではない猫カフェ
猫カフェとは、捨て猫や事情があって飼えなくなったご家庭から預かった猫たちを保護す …
-
「うさぎ」ってこんな動物です
2023年の令和5年、今年はうさぎ年です。 学校や家庭でも飼ってい …
- PREV
- 寝るときは猫ちゃんと みんな一緒♡みんな仲良し♡
- NEXT
- 二匹のプードルはいつも元気いっぱい