ソニーブログ

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アメリカ人気番組 ミステリー・ゾーンの不思議な世界 PartⅦ

      2017/11/30

トワイライトゾーンとは、「不可思議」や「超常現象」が起こる場所などを指す造語です。

「昼」でも「夜」でもない曖昧な時間帯である「夕暮れ時」を「怪異が起こる時間」という意味に使いました。

今回 PartⅦは4話を紹介します。

 

「ミステリーゾーン」Ⅶ (トワイライトゾーン)
アメリカで5年間151回も続いた大人気番組です。

 

21話. 墓

西部開拓時代3州でお尋ね者のピッド・サイクスは、ある町で住民に撃たれ死亡する。

ピッドは、住民からピッドを捕まえるために雇われたコニー・ミラーを、「自分の墓の前に来たら手を伸ばしてひきずり込む」と言い残した。

それを聞いていた住民のジョニー・ロムは、そのことをコニーに話し「20ドル金貨で肝試しをしないか」、と持ち掛ける。

コニーは墓へと出かけていくが、夜が明けても帰ってこなかった。
お墓
ジョニーは仲間とともに墓へ出かけるが、そこでコニーは死んでいた。

死因は、「強風のせいでひるがえったコートの裾にナイフが刺さり身動きがとれず、それをピッドだと思ったコニーが恐怖のあまり心臓発作を起こした」、と住民のひとりは説明した。

しかしピッドの妹アイオンは「昨夜吹いた風の方向は違う」、と兄ピッドの仕業のように言う。

どちらが本当なのでしょうか?

 

22話.子供の世界

ある日、世界にはオハヨー州のピークスビルの町しか存在しなくなっていた。

ピークスビルでは、町を怪物が支配し、心で望むだけで車や電灯線、機械を消した。

怪物の正体はアンソニー・フリーマン6歳。

アンソニーは両親とエミーおばさんと住んでいる。

アンソニーはミステリーゾーンで生まれたふしぎな子なのだ。

アンソニーは気に食わないと子供でも犬でも畑に埋めたり、人間でないものに変えたりする。

だから大人たちはアンソニーのご機嫌ばかりとる。

 

ある夜、近所のダン・ホイスの誕生日会がアンソニーの家で開かれた。

ダンは妻からレコードをプレゼントするが、アンソニーが電気を消したためプレーヤーは動かない。

ダンが不満を言おうとすると、みんなから止められる。

パツトがアンソニーのためにピアノを弾くと、ダンは酒を飲んで騒ぎだした。

そしてとうとうダンはアンソニーを怒らし、ビック箱にさせられてしまう。
ビック箱
そんな姿を見たくないアンソニーの父親は、ダンを畑に埋めるようにアンソニーにいう。

外で雪が降り出しアンソニーが自分が降らしたという。

アンソニーの父親は、農作物がダメになると言おうとするが口をつぐんでしまう。

 

23話.亡霊裁判

ミュンヘンにあるダホという町のホテルに、シュッミットという客が泊まりに来る。

女性経営者はその顔をみて驚いた。

シュッミットとは偽名で、本名はガンサー・ルッツというナチスドイツの大尉だったのだ。

ルッツ大尉は、思い出の地ダホ捕虜収容所を訪ねて郷愁に浸っていた。

そして18年前の戦争時、ユダヤ人を拷問し虐殺していたことを楽しかったと栄光をかみしめる。

 

そこへ囚人服を着た捕虜の代表だったアルフレッド・ベッカーが現れる。

ルッツ大尉は、18年経っても変らないベッカーを不思議に思っていた。

ルッツ大尉の耳に捕虜たちのうめき声が聞こえてくる。

ルッツ大尉は、「過去のことで命令に従っただけだ」と言い訳する。

ベッカーは、「大戦後の軍事裁判で聞き飽きた言葉だ」と責める。

ルッツ大尉は外へ出ようとするが門は閉ざされていた。

ルッツ大尉の裁判を開くとベッカーがいう。

連れて来られた部屋には大勢のユダヤ人がいた。

次々に読み上げられるルッツ大尉の罪。

そして、そこから逃げ出そうとしルッツ大尉は意識を失う。

 

目が覚めるとベッカーだけがいた。

夢だったとホッとするルッツ大尉だが。

しかし、ベッカーを殺したのは自分だと思い出す。

ベッカーは「憎しみではない罪の報い、復讐ではない正義」と言い残し消えてしまう。

ルッツは気がふれた状態で発見されるが、医師は鎮静剤なしでは生きていけないだろうと言う。

 

24話.狂った太陽

ある日、地球が軌道をそれ、太陽に刻々と近づき、地球は夜がなくなり気温が上昇していた。

ニューヨークのアパートに住む画家のノーマはこの暑さの中、日々大きくなる太陽を描いていた。

電気も1日1時間しか使えなくなり水が貴重なものになっていた。

アパートにはもうブロンソンという老女と二人だけになっていた。

他の住民は他の地へと引越して行った。

街には人々の姿がなくなり、スーパーでは従業員がいないので勝手に持ってきても誰も文句は言わない。

ラジオからは、「警察官の手が足りないのでドアにカギをかけ武器を所持するよう」とニュースが流れる。

 

そこへ水を求めて男が侵入してくる。

男は生まれた赤ん坊が亡くなり、妻が後を追って自暴自棄になっていた。

男は水を飲むと「許してくれ」と去っていく。

ブロンソンが、ノーマに「涼しい絵を描いて欲しい」と頼んだらノーマは滝の絵を描いた。

しかしブロンソンは滝の絵を見ているうちに倒れて死んでしまう。

気温がますます上昇し、ノーマの書いた滝の絵の絵の具が溶け出し気温計が最高温度に達し割れてしまう。

太陽2それを見たノーマも倒れてしまう。

ノーマが気が付くと、そこには死んだはずのブロンソンがノーマを心配そうに見つめて立っていた。

窓の外は暗く雪が降っていた。

ノーマはさっきまでのことは夢だと思ってホッとする。

プロンソンは横にいた医者に、「地球が軌道を外れて太陽から遠ざかっている」と科学者が言っていたと話していた。

3週間以内に太陽が見えなくなる。

こんどは昼が来ないで夜ばかりの毎日になると。

( PartⅠ)
( PartⅡ)
( PartⅢ)
( PartⅣ)
( PartⅤ)
( PartⅥ)
( PartⅦ)
( PartⅧ)
( PartⅨ)
( PartⅩ)

 

 

 

 - ストーリィ

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