足助村のバンガロー風古民家に一泊旅行
2017/11/30
一年前になりますが、家族と愛知県豊田市足助町飯盛にある足助村に旅行しました。
足助村の三州足助屋敷 (さんしゅうあすけやしき)にある宿泊施設ですが、ちょっと変わった宿泊施設です。
赤い吊り橋のたもとにある足助村は、バンガロータイプの古民家を使った小屋が数棟並び、室内はコンロ付き、バーベキュー広場にはバーベキューコンロも用意されています。
お風呂やシャワーは管理棟にありますが、一家族に古民家一つの宿泊施設です。
もちろん日帰りでバーベキュー施設だけでも利用できます。
冬は古民家内での鍋物が人気があるそうです。
家族でどこへ行こうか悩んで場所調べをしていました。
お金もなく、最初はユースホステルにしようか、宿泊施設を選んでいたところ近くに足助村というところがあって、自分たちでバーベキューなどを焼くことができる施設があることを知りました。
次男も自分で料理をすることが好きなので、ここに決めることにしました。
食材は施設でも用意してくれますが、持ち込みもできます。
でも電化製品は使用できません。
そしてペットの連れ込みや、子供、若者の好きな花火や爆竹は禁止です。
私たちはアウトドアに慣れているので炊飯器などを持ち込んで、1日目の昼から自炊することにしました。
ここは自宅から車で1時間ぐらいの所で、施設のそばには町に象徴的な川が流れています。
荷物がたくさんあるので、駐車場(有料)はなるべく宿泊施設の近い場所に止めました。
荷物を運んでいるうちに雨が降ってきて、土砂降りになってしまったのですが、古民家の室内ですのでこれもまたいい雰囲気でした。
ここは山間なので、山肌に近い方は急な雨などには気をつけたほうが良いですね。
着いてからは、もうお昼なので食事の用意をしました。
炭の用意や着火は施設の人がやってくれます。
さっそくこの日の昼は、お好み焼きです。
施設の人がいきなりお好み焼きをやることに驚いていましたが、鉄板を持ってきてくれました。
現地に行って気軽に作れるようにとお好み焼きの素を用意し、具の材料は家である程度切ってきました。
施設でまな板や包丁なども借りられますが、ボールがありませんでした。
そこで私は、お風呂の洗い桶を使いお好み焼きの具を混ぜたのです。
自宅ではやらないことが、アウトドアでは抵抗なくできることもこの魅力ですね。
子供たちも混ぜるのを手伝ってくれました。
さっそくまた失敗、卵と肉は家に忘れてきてしまい、一時はテンションも下がってしまいましたが、それ無しでも家族で外で作って食べるものは何でも美味しいものです。
食事後、足助の町並みを散策に。
足助は古い家など観光用に残していて、実際に住んでいる家などを見学できます。
足助村から10分ぐらい歩くと、古い街並みに出ました。
主人と古本屋や和菓子屋などの前を30分ぐらい歩き、途中で足助の美術作品について書かれた看板を見つけました。
町並みに残る古い町屋などの玄関先には、足助産の現代美術作品を展示する看板が案内所のように立ってます。
古い街並みのそばには川が流れていて、その水はとてもきれいな流れでした。
川を渡ってから地元の人に会い、この町のことを解説してくださり、暖かい人柄や観光地としての個々の取り組み方も伝わってきました。
夜は超簡単にカレーライスとフランクフルトです。
それも、主人が前もって自宅で下ごしらえしてくれて煮るだけのものでしたし、ごはんも自宅で炊いてきたものです。
夜はカレーを作ると施設の人に言ったら、驚いていました。
それでも、カレーは家族みんなが「おいしい」と言って、ほとんどなくなってしまったんです。
次の朝、主人が朝早くから火を起こしてくれ、鍋でお湯を沸かしてくれていました。
家からネギとわかめとみそを持ってきたので、ネギを切り、味噌汁を作ったのですが、昨日のカレーがおいしかったため、ごはんが足りなくて、昨夜残りのカレーやフランクフルトがメインの朝食でした。
主食材料が多少少なかったかもしれません。
2日目、三州足助屋敷でいろいろと物作り体験できるところがあり、子供の希望でうちわ作りを楽しんだ後、これも子供が食べたいと言ったので、流しそうめんの体験に。
足助の竹を使った半分に切った竹に、自分たちでそうめんを流して食べる様式で、上から私が流し入れ4、5m先で子供たちがつかみ取る。
子供たちはワイワイと大はしゃぎです。
とても良い体験ができて家族ずれにはとてもオススメです。
◇
ここは電気製品など使えないこともあり、テレビやゲームもできない昔ながらの生活を楽しむというコンセプトで、普段の日常生活から解き放された解放感と前向きに考えて過ごす生活スタイルに私たちも勉強させられました。
今回、食材の持ち込みや準備などに大変でしたが、失敗を笑っては、「また行きたいね!」って感じで、家族で次回の話で止まりません。
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