「北国の冬 雪の降る日は暖かい!」は本当
北海道の冬は厳しいですね。
秋に報道された気象庁の今冬の天気長期予報では、北日本は例年より暖冬で雪も例年より少なめとのこと。
(何度か更新訂正されていますが・・)
いまのところ真逆でしたが、新年以降の穏やかな天候を期待している毎日です。
北海道は11月中旬に各地にまとまった雪が降り、そのうち数日で解けるだろうと思っていましたが、札幌でも完全には解け切らず、その日の降雪が根雪になった感がします。
師走の18日、ここは深夜4時の札幌市内の住宅街街路。
仕事で数日前から深夜の札幌市内である調査を行っていました。
「今日はやけに暖かいな~」と思いながら、街路に立っている大きなデジタル温度計をみると-2℃。
私がいつも参考にしているYAHOO!JAPANの”今日の天気”では、この時間は-4、5℃の予想でしたので「-2℃でも確かに暖かい!」。
暖かいというよりはあまり寒さを感じないと言うべきでしょうね。
街路面には数時間前に新たな雪が4,5cmふり積もっています。
雪国では古くから、”雪の降る日は暖かい” と言われるのが日常的。
とは言え、雪が降っても寒いことは寒いです。
というのも、昨日17日は”今日の天気”予報でのこの時間帯は-2、3℃だったのですが、実際は街路の温度計は-7℃でした。
その日の夜は晴天で、星が金の氷のようにランランと輝いて見えました。
耳まわりは、長く外にいると冷えて痛みさえ感じます。
北海道弁で言うと”しばれる”寒さです。
ゴム系の靴などで雪道を踏みしめ歩くと、キュキュと足音のオマケが付いてきます。
旭山動物園も寒いだろうな~。
ということで「北国の冬 雪の降る日は暖かい」という本題について調べてみました。
結論から言うと天気予報でよく聞く”放射冷却” という状態です。
17日の明け方前は軽い”放射冷却” 状態の日でした。
冬などの寒い季節のよく晴れた風の弱い夜は、気温が下がりやすい(放射冷却)のです。
昼間は太陽の明かりの熱を地面が吸収し、地表面付近は温度が上昇します。
逆に夜間は、地面からの電磁波など赤外線が夜空に向けて放射され、地表面付近の温度は低下してしまいます。
このとき、上空に雲が広がっていると、地面からの赤外線放射を雲が吸収してその何割かが地上に再放射されます。
雲からの赤外線放射を地表面が受けることにより、地表面付近の温度低下は妨げられます。
雲が鍋のフタをしているようなものですね。
雲がないよく晴れた夜は、地面からの放射はそのまま夜空の空間に放出されてしまい、地表面付近の温度は下がってしまいます。
この状態のことを放射冷却と呼んでいます。
雪が降っている(とくに湿気のある大粒の雪=ぼた雪)ときには上空に雪雲あり、地表面付近の熱が残りやすいのです。
晴れた夜間でも、風が強いと空気が混じって上空の暖かい空気が降りてくるため、放射冷却は起こりにくいです。
(上空が寒気の場合は地上付近も寒くなりますが)
海岸など水辺では、風が弱くても海や陸からの風で自然と混じり合うため水辺に近いほど放射冷却が弱くなります。
反対に山などに囲まれた盆地では低地に冷気があると、風がないので混じり合わないため放射冷却が強くなります。
北海道の旭川市などは上川盆地の中にあるため夏は30℃前後、冬は-10~-20℃前後となり、冬の放射冷却も起こりやすいため-30℃前後とさらに厳しくなります。
しかし風が強いと、上空に寒気があったりすると放射冷却とは違った寒さが地上を襲ったりしますし、風が弱いと暖かく感じることも確かです。
晴れ空、曇り空、上空の寒暖気、風のある日ない日などで、随分寒さ暖かさが左右されるようですね。
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