ソニーブログ

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空き缶のリングプル集め いろいろ言われるけれど

      2019/09/27

空き缶のリングプル(口金)を集めて車いすと交換するボランティア活動が各地の多くの人で取り組まれています。

ところが、本来のリサイクルという観点からは、「効果的でない」との批判もあります。

 

しかし、リングプルが一定量に達したら換金して福祉用品と交換する。

例えば約1tで子供用車いす1台交換です。

ある商店街の活動グループでは、送り出す車いすは1年に150~160台になるそうです。

缶丸ごとより、リングプルなら手軽に集められるでしょう。

 

 

リングプル回収は1980年代後半、缶の口金がポイ捨てされ、タンチョウなど野生動物が飲み込んで死ぬ事故が相次ぎました。

その頃のリングプルは、リングと缶本体の飲み口の穴部分のステンレスが一緒にくっ付いていて、本体から外れるようになっていたのです。

現在のプルタブは、パキッと開けた瞬間、穴部分のステンレスが缶の中に押し込まれてしまいリングは付いたままの状態になっています。

リングプルからプルタブへとプルトップが、缶のフタの一部が切り取られて外れるプルタブ式からタブが外れないステイオンタブ式に切り替わったのは 1980年代で、1990年には殆どすべてがステイオンタブに移行しています。

今のリングプル

旧リングプル

 

このリングプルの回収は、この時期、野生動物の被害を防ごうと静岡県の個人が始めたそうです。

本来の目的は野生動物の被害を防止するから始まって、福祉のボランティア活動にと広まり、それに伴ってリサイクルにつながってくる。

それが「本来のリサイクルという観点からは効果的でない」との批判は、リサイクル側だけを観ているのでしょう。

各々の本来の主目的があり、それに伴ってリサイクルという分野にもつながってくるのです。

小さなリングプルが大きく集まり、交換した福祉用品で喜ばれ、集めた側も良いことした満足感が得られる。

「リングプルを集めて車いすと交換するボランティア活動 」と「本来のリサイクルという観点の活動 」とは分けて活動して良いと思います。

 

 

私は「リングプル集め」はこれからも長く続けてほしいと思います。

ちなみにスチール缶も口金はアルミだそうで、鉄とアルミは比重が違い、一緒に溶けても鉄は沈んでアルミと分離できるそうです。

(ナチュライフBrより移管 参考資料 北海道新聞 )

 

また、現在のステイオンタブでは飲みにくいという人も結構いますよ。

私の場合も、タブを外して飲んでいます。

それに、フタ代わりに上に物を置いても隙間ができてしまうので外したほうが都合がいいですね。

室内では、デスクの上や居間、台所にタブ入れの小ビンなど置いています。

 

 

 

 

 

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