九州旅行からの帰りのサンフラワーの旅
2025/05/12
田舎から大阪に転勤し、大阪にいる間に田舎では中々いけない所に旅しようということで、子供がまだ小学生と幼稚園の時の夏休みを利用して、4泊5日の日程で九州に行きました。
九州は広く、列車や電車などの交通機関を利用していたのでは到底4泊5日では回りきれるものではなかたので、車で行くことにしました。
なにぶん大阪から九州までは道のりが遠く、往路を自分は高速道路、家族は翌日飛行機で、そして復路は全員でフェリーを利用することにしました。
そうすれば家族の往復の移動の負担が軽減されると考えたからです。

画像元:道michiみち集 山陽自動車道
1日目、夕方私が大阪を車で出発し、ひたすら高速道路を走ります。
家族は翌日2日目に大阪空港―宮崎空港の航空便で宮崎へ直行。
到着が午前10時なので、私はその時刻に宮崎空港に着かなければならず、ほとんど寝ないで走り、何とか間に合いました。
2日目は宮崎日南海岸、えびの高原、霧島高原を通って霧島温泉へ宿泊しました。
◇
3日目は霧島温泉を出発し、鹿児島の桜島、鹿児島市内見物、子供達の為に海水浴をし、そして熊本に移動しフェリーで天草に渡ってそこで宿泊しました。
◇
4日目は天草から熊本市内に戻り水前寺公園を見物、阿蘇山河口、湯布院経由で別府へ夕方到着。
この日はサンフラワーで大阪に向かうのですが、夕ご飯は船で食べることにして、大急ぎで別府の地獄めぐりをしました。
そして乗船手続きをして夕方遅い時間に別府発の神戸港経由大阪南港行のサンフラワーに乗船しました。
誘導員の巧みな誘導によって、小型車から大型トラックまで見事に配列がなされる様を初めて見て感動しました。

画像元:商船三井 サンフラワー
私達の部屋は2段ベッド2つの4人部屋の個室、家族は5人ですが一番下の子供がまだ5歳だったので、親と一緒のベッドでOKだったのです。
初めて乗船する船、そしてベッドの付いた個室に子供達は大興奮。
部屋に入るなり奇声を発し、ベッドで暴れまわります。
何しろ初めてのことなので無理もないことです。

画像元:商船三井
もう遅い時間でもあるので、はしゃぐ子供達を制して夕ご飯を食する為に部屋と同じフロアのレストランに行き、メニューを見てびっくり、何とも高額な金額が記載されていました。
私と妻は思わず目を合わせうなずいて、折角乗った船、後こんな機会があるか分からないので、子供達の希望するディナーを注文しました。
そんなことは何も知らない子供達、好きなご飯がたべられて大満足の様子でした。
夕食後は家族で展望デッキで瀬戸内海の夜景を眺め、船内にある娯楽施設やお土産店に立ちよって、11時頃に部屋に戻って洗顔、歯磨きをし、寝巻きに着替えて就寝しました。
私は運転と気疲れもあって直ぐ寝たようですが、子供達は興奮して中々寝付かれない様子だったと妻が後で言っていました。
◇
5日目、最終日は船旅と大阪南港に到着後下船して、大阪北摂の自宅に帰るだけでした。
瀬戸内海を進んで来たサンフラワーは途中神戸港に寄り、大阪南港に無事接岸したのは午前10時半で、別府から約15時間ほどの船旅でした。
4泊5日の九州旅行、広い九州なのでほんのわずかな場所しか回れませんでした。
私達家族が行った時は九州新幹線の開業はおろか高速道路もまだ全面開通してはいなかったので、なおさら広い感じがしたのかも知れません。
しかしフェリーを利用することにより無駄な移動時間を有意義に過ごせたような気がします。
片道だけでも往復でも、フェリーでのんびり移動し過ごす時間というのは、新幹線や高速道路をあたふたと急いで移動するよりは「ああー旅をしているな」という気持ちになった気がします。
More from my site
関連記事
-
-
浴衣で歩くとお得が沢山!「浴衣で銀ぶら2017」
銀座の街が浴衣姿で一杯になる1日。 それが「浴衣で銀ぶら」です。 歩行者天国は1 …
-
-
友人と車で九州一周旅行
大学生のころに友達と二人で九州を車で一周するという旅行をしたことがありました。 …
-
-
北海道の中の異国を感じる函館の魅力
函館は北海道の最南に位置し本州にも近く、北海道でありながら北海道とはちょっと違う …
-
-
北海道はこんなに大きく広かった
北海道は日本全国土の約4.5分、183454km2の面積があり、540万人(20 …
-
-
創成川キャンドルストリーム “2017”
札幌市の中心部、西1丁目と東1丁目の間を南北に流れる川が創成川です。 明治時代に …
-
-
動物と遊ぼぅ 渋川動物公園
岡山県の玉野市に渋川動物公園というちょっと変わった動物園があります。 ここはほと …
-
-
2016 今年も「さっぽろホワイトイルミネーション」の季節に
「第36回さっぽろホワイトイルミネーション」2016 街中がイルミネーションで彩 …
-
-
長崎市で日帰り温泉を楽しむなら「ふくの湯」
「ふくの湯」は稲佐山にある長崎の夜景を眺めながら温泉を楽しむことができる温泉施設 …
-
-
金沢市に二年ほど住み 街の良さを知りました
仕事の都合で太平洋側から石川県金沢市に転勤をし、二年ほど住んでました。 石川県に …
-
-
料理と温泉を楽しみたいなら石川県の山代温泉がゲキ押しです
石川県の山代温泉に母と2人で旅行をした時の体験談です。 温泉地として知られる山代 …
- PREV
- 21年ぶり舞鶴~小樽へ!直後台風がかすめる
- NEXT
- 広島の観光と言えば宮島です