趣味として基礎を学ぶ為にDIY教室に通う
休日を利用してDIYに励んでいたのですが、実用的に使う事の出来る机、椅子などの製作をしていました。
一通りの道具を備えていましたし、プロが使う専門道具も数種類に渡って所有をしていたのですが、高級な道具を使っても満足の行く仕上がりにならないのです。
机を作るとバランスが悪くなってしまい、カタコトと揺れ出す始末で4本の足の流さがバラバラです。
技術を高めながら本当に満足の行く作品を作りたいと思いましたので、DIY教室に参加をする事にしました。

画像元:diyfactory.jp
予約を入れてDIY教室に参加をしたのですが生徒さんは合計で15人程でした。
教えていただいたのは現役の建築士の方だったのですが、教え方が丁寧ですし道具の使い方から教えてくれる優しそうな方です。
参加をするに辺り事前に製作をしたい物を決めてから作業に取り掛かります。
机、テーブル、椅子、収納ケース等、数種類の中から選ぶことができました。
実用性の事を考えて収納ケースを作ることに決めたのですが、難関だらけ言う事が製作中に分かり、思い知らされる事になりました。
早速、製作に掛かる事になったのですが、先ずは先生の指示に従いつつ設計図を見ながら作業に取り掛かります。
必要な木材の寸法を切り出すことから始めましたが、いつも使い慣れているのこぎりの登場です。
早速カットをしていると先生の助言が入りコツを伝授してくれたのです。
「押す時に切るのではなく引く時に力を入れて切って下さいね!」と言われ、今までの使い方が間違っていた事に気が付きました。
早くも一つ勉強です。

画像元:DIY FACTORY
続いて表面を整える為に紙やすりで整えていた所、手で適当にやるのではなく必ず添え木をしてくださいと指導を受けました。
手で行ってしまうと、指の表面にだけ力が加わってしまい、凸凹になってしまうのです。
後からニスを塗って仕上げた時に、光の反射で凹凸が目立ってしまい、みっともない出来栄えになってしまいます。
常に平面を保ちながら研磨をする為に、角材を添え木にして均一にならす事を教えていただきました。
続いて、切りだした角材を用いて仮組みに入ったのですが、どうも寸法が合わないらしくケースが収納ラックの枠組みに納まらないのです。
入れようとすると引っかかってしまい入る様子もありません。
先生に見て貰うと2ミリ程寸法が狂っていて、正確に削れていないと指摘をされ何度もカンナで修正させられました。
繊細な技術が要り、神経を尖らせる必要があると思います。
その後、本格的に組み立て作業に入りニスを塗って完成をしましたが、先生の指導のおかげで人生最大の出来である収納ケースが出来上がりました。
多くの事を学ぶ事が出来たDIY教室ですが、今まで知らなかった知識を教えていただき大変為になりました。
釘の打ち方一つにしても事前にキリで穴を開けておく事が重要なのですが、以前は直接打っていた為にヒビを入れてしまい台無しにしていました。
道具の使い方も全然知りませんでしたし、素人ながら見よう見まねでやっていて、正しい指導を受ける事により道具の長所を最大限に生かせることを伝授して頂きました。
作る楽しさもありますし新たなチャレンジ精神も生まれたDIY教室でした。
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