乗り心地が抜群に良くなった秋田新幹線「こまち」
2025/06/22
秋田県から東京都までを走っている新幹線といえば、「こまち」です。
今年、開業20周年を迎えます。
その秋田新幹線「こまち」は2013年頃から新しくなりました。
それまではE3系と呼ばれる車両でしたが、2013年から順次E6系というものに変わり、今では運行されている全ての秋田新幹線「こまち」がE6系の車両となっています。
変わったのは車両の種類と見た目だけではありません。
内装もガラリと変わり、とても乗り心地が良くなったと評判になっています。
今回はそんな新しくなった秋田新幹線「こまち」に関してご紹介します。
秋田から東京まで走っている新幹線「こまち」は、旅行や出張、帰省などに使用される、秋田県民にとっては欠かせない交通手段の一つです。
2013年頃から車両がE6系に変わり、これまで東京へ行くまで約4時間ほどかかっていたのが5~10分程度早くなり、今では4時間かからずに行くことができます。
それでもやはりかかる時間は長いですよね。
というのも、秋田新幹線「こまち」は秋田駅から盛岡駅までの間は在来線を走行しているので新幹線のスピードは出せないのです。
そのため秋田新幹線と言いつつも、秋田駅と盛岡駅間はミニ新幹線とも呼ばれています。
そして何よりも初めて利用されるお客さんが驚くことに、秋田駅から秋田県の大曲駅間はなんと座っている方向とは逆の方向へ走るということです。
これには始めて利用される皆さんはとても驚かれるようです。
寝てしまっていたというお客さんなんかは、降りる駅を間違ってしまったのかと思い、物凄く焦ったという人もいるほどです。
ちなみに大曲駅から東京間は座っている方向と同じ方向へ走行しています。
E6系の車両になってからは外装もガラリと変わり、これまでシンプルに白ベースの色だった車体が赤というか、濃いピンクのようなそんな色に変わりました。
そして内装も紺色ベースのシートから秋田のお米、「あきたこまち」の稲穂をイメージした金色ベースのシートへと変わりました。
前の席との間隔の余裕なども少し広くなり、シートもふかふかしていて背もたれも少し長くなり、とても快適なものへと変わりました。
やはり東京から乗車し終点の秋田まで乗っている人にとっては、所要時間が長いので、乗り心地の良いシートに変わったという点はとても嬉しいですよね。
シートの乗り心地の良さに関しては、やはり前よりもかなりバージョンアップしたと当時から話題になっていました。
そして何よりも進化したのが、コンセントです。
そんなものが?と思われてしまうかもしれませんが、それまでE3系の秋田新幹線「こまち」にはコンセントは付いていませんでした。
仕事の関係で利用される方も多く所要時間も長いということも関係しているのかもしれませんね。
スマートフォンやタブレット、PCなどが普及しているこの時代にコンセントが設置されたのはとても嬉しくありがたいことです。
このように進化した秋田新幹線「こまち」にまだ乗車したことがない皆さんはこの機会に是非利用してみてください。
秋田県外だと盛岡、仙台、大宮、上野などにも停車するのでその区間の利用にもいかがでしょうか。
コンセントの設置はされていますが、Wi-Fi完備はまだされていないのでPCなどでのインターネットの利用を考えている方はポケットWi-Fiなどをレンタルすることをおススメします。
More from my site
関連記事
-
-
佐賀県のおすすめは北部が穴場!
佐賀県に1年間住んでいたことがあります。 その前は福岡。 そのときにも佐賀にはひ …
-
-
北海道といえばラベンダーと美味しい食べ物の宝庫
北海道旅行といえば私にとって富良野のラベンダーを見に行くことは外せないことです。 …
-
-
行くことのできる・できない日本の最四端
自由に行くことができる日本の最四端は、北の宗谷岬、東の納沙布岬、南の波照間島(高 …
-
-
知床の隠れ温泉 秘湯「熊の湯」
知床といえば「世界自然遺産」。 自然の豊かさはもちろんのこと、野生動物に遭遇する …
-
-
ゆったり流れる時間と人の暖かさ “山口の魅力”
夏休みに山口県に旅行に行き、秋芳洞や瑠璃光寺、湯田温泉といった県内の自然や歴史を …
-
-
創成川キャンドルストリーム “2017”
札幌市の中心部、西1丁目と東1丁目の間を南北に流れる川が創成川です。 明治時代に …
-
-
秋田県の秘湯 乳頭温泉郷 鶴の湯に行きました
乳頭温泉郷をご存知でしょうか。 この温泉郷は秋田県の田沢湖の近くにある温泉郷です …
-
-
乳幼児を連れて初めての伊豆一泊旅行をしました
2016年11月初旬にマイカーで熱海を経由して伊豆熱川温泉熱川館へ宿泊し、翌日は …
-
-
魅力たっぷりの島 香川県小豆島
瀬戸内海は穏やかで温かいイメージがありますが、そんか瀬戸内海で淡路島に次いで2番 …
-
-
2016 今年も「さっぽろホワイトイルミネーション」の季節に
「第36回さっぽろホワイトイルミネーション」2016 街中がイルミネーションで彩 …
- PREV
- 富山の高岡市で一番好きな公園とカフェ
- NEXT
- 「ベビーカー用フック」でお出かけが楽チン!