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新品シャツは一度洗ったほうがいいワケ

      2025/05/20

新しいシャツなどを着ると、肌や首の周りがチクチクしたりしませんか?

多く出まわる数々の洋服、シャツ、肌着など、使いやすさや見ため良さのために様々な加工が施されています。

そして衣料管理にもさまざまな問題がみえてきます。

 

ホルムアルデヒド

カビを殺す農薬、皮膚障害を引き起こす合成界面活性剤や抗菌剤、また柔軟加工にはアンモニア化合物、防臭加工、花粉防止加工など多くの薬剤が使われます。

とくに形状記憶シャツは、ホルムアルデヒドを含んだ樹脂が、シワを元に戻す作用をしますので、シャツを加工する際には使用され、繊維と結合できなかった一部のホルムアルデヒドが肌に悪影響を与えます。

形状記憶シャツの9割にホルムアルデヒドが使われており、含有基準値は決められていますが、基準値などに違反をしている製品は3割にのぼっています。

大手メーカーでも安全ではなく、特に中国など海外生産のシャツは、多量のホルムアルデヒドが含まれていると言われています。

また女性のブラウスでも、襟など一部分にホルムアルデヒド系樹脂が使われています。

着る前に、外に干して太陽と風に当てるか、Tシャツや下着など肌に直接触れる物だけは水洗いをするのがいいでしょうね。

 

 

 

ではなぜ、一度洗ったほうがいいのでしょう

◇ホルムアルデヒドは洗濯することで水に溶け出します。

◇服の製造段階で塩素やアルカリ性の化学物質が使われることがあり、それが原因で皮膚の炎症やアレルギーを起こすことがあります。

◇真っ白なTシャツを作るために、工場ではアルカリを含む物質が使われると言われています。

◇農薬や殺虫剤を使って育った「綿」が使われることがあります。

◇裁断、縫製、包装、チェック過程で、製品が販売されるまで不特定多数の人の手に触れられています。
◇試着をされていることが多く、匂いや汚れがある可能性があります。

◇新品にはかなりの糊が付いていて、吸湿性が悪いようです。

◇汚い倉庫に放置されたり、床にうっかり落としたり、雑に扱われることもあります。

◇倉庫内の保管、床に山積みされた製品の作業には、シラミ、ダニなどいろいろな寄生虫が衣類に付く可能性があります。

◇食品ではないので、手をどの程度キレイにしておくかは個人任せです。

 

 

 
新品の服はとても清潔で安全だからすぐ着られる、と考えがちですが、前もって洗っておかないと厄介な物質に触れてしまう可能性もあります。

もちろん、すべての衣服が有害な薬剤使用や寄生虫がいたりする訳ではありません。

新しい衣服は、着用前に少なくとも2度すすぎで洗うか、臭いが感じるようであれば、40度以上のお湯に5~10分つけておいてから水洗いして脱水後、天日干しするといいでしょう。

洗えない衣類は、天日に干し、風を当てるといいです。

とりわけ子どもの衣類を購入したときは、心がけるべきですね。

 

 

 - ライフ

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