アメリカ人気番組 ミステリー・ゾーンの不思議な世界 PartⅢ
2017/11/30
トワイライトゾーンとは、「不可思議」や「超常現象」が起こる場所などを指す造語です。
「昼」でも「夜」でもない曖昧な時間帯である「夕暮れ時」を「怪異が起こる時間」という意味であり、米SFテレビドラマが語源になっています。
日本では1960年に日本テレビで「未知の世界」のタイトルで第1シーズンが、それ以降はTBSで1961年から67年まで「ミステリー・ゾーン」のタイトルで放送されました。
(ウィキペディアより)
「ミステリーゾーン」PartⅢ(トワイライトゾーン)
アメリカで5年間151回も続いた大人気番組です。
今回は4話を紹介、PartⅢとしました。
7話. 過ぎし日
ワシントンのあるクラブでピーター・コリガンを含む4人は過去に戻れば事実を変えられるか?と話していた。
そしてコリガンがクラブを出たら1961年4月14日から1865年4月14日に時代が戻っていた。
コリガンが住んでいる家には見知らぬ人が住んでいた。
そこでは軍人が、大統領がフォード劇場で観劇すると話をしていた。
コリガンは、リンカーン大統領が今日暗殺されると警察に駆け込むが、警察は信用しない。
逆に警察に留置されてしまう。
話を聞きつけた医師ジョナサン・ウェリントンという男が、コリガンの身元引受人となってコリガンを引き取る。
ウェリントンの家でコリガンは酒に酔い眠ってしまう。
コリガンの言っていたことを気にしていた若い警官が、ウェリントンの家を訪ねてきてコリガンを発見する。
家の大家はこの部屋の人物はジョナサン・ウェリントンという名前ではなく、ジョン・ウィークス・ブースだった。
リンカーン大統領暗殺者はジョン・ウィークス・ブースなのだ。
その時、外ではリンカーン大統領が暗殺されたと民衆が騒いでいた。
コリガンはクラブに向かい、そこにいたのは出ていった時にいたウィリアムではなく他の従業員だった。
コリガンが座っていた席には、さっきの仲間の他にウィリアムが座っていた。
コリガンはウィリアムに、ここで働いていたのではないかと尋ねるが、私の祖父は警官で出世して署長になり、私はずっと金持ちだったといわれる。
あの若い警官はウィリアムの祖父だったのだ。
コリガンは夢を見ていたと思ったが、汗を拭いたハンカチにはジョン・ウィークス・ブースのイニシャルがあった。
コリガンが過去に戻ったせいで現在が微妙に変化した。
8話. 遠来の客
人里はなれた土地で粗末な手作りの家には電気もガスもない。
そこに住んでいる女性の願いは、十分な食料を手に入れること。
そんな家の屋根裏に奇妙な音がして、何かが落ちた。
女性が屋根裏を見に行くと、そこにはUFOが墜落していた。
中から小さなおもちゃのようなロボットの異性人が。
ロボットはナイフを取り出し女性を襲う。
女性は斧を持ち出立ち向かい、しUFOを壊しロボットも壊す。
UFOにはアメリカ空軍の文字が。
それは、地球から来た地球人が、宇宙の中にある巨人の国に戦いを挑み、逆襲にあって滅びたことを意味した。
9話. 八時間の奇跡
銀行員のヘクター・プールは通勤途中、朝刊を買ったとき投げ入れた銅貨が立ち、店員から100万年に一度いいことがあると言われる。
その途端プールは人の心が読めるようになってしまう。
すれ違う人の心のつぶやきが聞こえてくるのだ。
勤務先の銀行に着いても支店長や同僚の心の声が聞こえてくる。
セメント会社のサイクスが20万ドル融資して欲しいとやって来た時も、サイクスがこの金を競馬に使い込んでしまうことを読んでしまい、融資を断るが、支店長はそんなプールをとがめる。
秘書のヘレン・ターナーだけは、プールのことを心から心配してくれてるのがわかった。
そんな時、勤続20年のスミザーズが、銀行の金を盗んでバミューダに逃亡するという考えを持っていることを知る。
プールは支店長に打ち明け、帰宅しようとするスミザーズのカバンを調べてもお金は出てこなかった。
スミザーズは空想の中で考えていたことが何故わかったのかとプールに尋ねる。
プールは支店長からクビを言い渡される。
しかしサイクスの会社が破産しサイクスに融資を断り20万ドルの焦げ付きを防いだことで支店長からクビを却下される。
ターナーは心の中で、プールにこの銀行で上を目指せと話す。
プールは支店長が浮気していることを知っていると話し次長のイスを手に入れる。
プールはターナーと帰宅途中、夕刊を購入するため、また銅貨を投げ入れる。
するとプールが朝投げ入れた立っている銅貨が倒れてしまい、その瞬間プールの不思議な力は消えてしまった。
人の心を読むことに疲れていたプールは、ターナーと喜ぶことができた。
10話. No.22の暗示
ナイトクラブのダンサー、リズ・パウエルは過労から神経を病んでいた。
病院に入院したリズは夢にうなされる日が6日も続いた。
夢の内容は同じで、夜中に目覚めたリズがテーブルのコップの水を飲もうとしコップを落とす。
廊下で足音を聞き病室を出ると、誰かにつけられ地下室の22号室と書かれている死体安置所にだとり着く。
そこへ看護婦が出てきて「もうひとり入れるわ」と言うのだ。
リズは主治医に夢ではなく現実だと訴えるが、主治医は夢だといい死体安置所の唯一の看護婦ジェームズを連れてくる。
しかしこの看護婦はリズが見た看護婦ではなかった。
主治医は夢を見たときに、コップを取らなければいいとアドバイスする。
リズはその晩も同じ夢を見る。
こんどはコップを手にしなかったが、やっぱり22号室まで行ってしまう。
そして看護婦から同じ言葉を聞く。
目が覚めて興奮状態になったリズに主治医は、22号室は立ち入り禁止のはずで、行ったことがないのに何故知っているのか疑問を抱く。
リズは退院しマイアミ行きの飛行機に乗ることになった。
リズはカウンターで搭乗するのが、22号機だと聞かされ不安なる。
タラップを登ったリズを待っていたのは、夢の中に出てきた看護婦と同じ顔のスチュワーデスだった。
そしてスチューワーデスはやはり、「もうひとりは入れるわ」とつぶやく。
恐怖におびえ逃げ出すリズ。
搭乗口に戻ったリズの前で22号機は飛び立ち爆発する。
( PartⅠ)
( PartⅡ)
( PartⅢ)
( PartⅣ)
( PartⅤ)
( PartⅥ)
( PartⅦ)
( PartⅧ)
( PartⅨ)
( PartⅩ)
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