全国にあるコンビニエンスストアの勢力図２０１６

2016/05/20

コンビニエンスストアは、年中無休で長時間の営業を行い、小規模な店舗に主に食品、日用雑貨など多数の品種を扱う小売店です。

略称は「コンビニ」「ＣＶＳ」などで、１９８０年代以前には「コンビ」「深夜スーパー」などという呼び方もされていたそうです。

「コンビニエンスストア」の定義としては、「飲食料品を扱い、売り場面積３０平方メートル以上２５０平方メートル未満、営業時間が1日で１４時間以上のセルフサービス販売店」となっています。

コンビニ業界における昨年２０１５年の最大の話題は、ファミリーマートとサークルKサンクスの合併が実現したことでしょう。

また、ポプラとスリーエフがローソンと資本業務提携を結んだほか、セーブオンが都道府県単位で一部地域の店舗をローソンに譲渡・転換しています。

■ セブンイレブン
１９７４年５月、日本におけるセブン-イレブンの１号店が東京都江東区に開店。
１９７５年、福島県郡山市虎丸店で２４時間営業を開始しました。

■ ローソン
１９７４年、ダイエーがコンソリデーテッド・フーズ社と提携。
翌年、ダイエーローソンを設立し、大阪府豊中市に１号店「桜塚店」を開店。
１９９７年７月には業界で初めて全ての都道府県に出店しました。

■ ファミリーマート
１９７２年９月 – ファミリーマートが実験第１号店を埼玉県狭山市に開店。

■ サークルKサンクス
１９８０年に第１号店を仙台市青葉区八幡（ハチマン）三丁目に開店。
サンクスはもともと長崎屋グループでしたが、その後、ユニー・サークルKに経営統合しました。

■ ミニストップ
１９８０年５月、ジャスコ株式会社（現:イオン株式会社）の出資により会社設立。
同年７月、第１号店を神奈川県横浜市港北区に大倉山店（現在閉店）を出店。

■ デイリーヤマザキ
山崎製パン株式会社の１９７７年来サンエブリーとヤマザキデイリーストアーの２つのブランドが並存していたが、１９９９年１月に新しく「デイリーヤマザキ」というブランドに統合して店舗展開を開始。

■ セイコーマート
１９７１年８月、北海道札幌市の丸ヨ西尾がセイコーマート１号店を札幌市北区に開店。
日本のコンビニの元祖と言っても過言では無いセイコーマートですが、セブンイレブンは遅れること３年、１９７４年に豊洲店がオープンしています。

■ ポプラ
１９７４年１２月、１号店を広島市中区に流川店を開店。

■ セーブオン
１９８３年８月、群馬県渋川市に１号店「渋川行幸田店」を開店。

■ スリーエフ
１９７９年１１月、富士スーパー（現在の富士シティオ）の事業部として横浜市磯子区に１号店「栗木店」を開店。

主要１０社のコンビニ店舗数（２０１６年）

– 名称 　　　　　　　　 店舗数
セブン-イレブン　１８,６５０
ローソン　　　　１２,３９７
ファミリーマート　１２,００２
サークルKサンクス　６,２６９
ミニストップ　　２,２２７
デイリーヤマザキ　　１,４６４
セイコーマート　　１,１７８
ポプラ　　　　　　４７３
セーブオン　　　　　　５００
スリーエフ　　　　　　５３９
-　合計 　　　　５５,６９９
（引用元：都道府県別統計とランキングで見る県民性 by odomon）

コンビニ店舗数ランキング (２０１５年)

全国のコンビニは５５,６９９軒で、人口１０万人あたり店舗数は４３.８２軒。

人口１０万人あたりの店舗数が最も多いのは北海道で、５３.４６軒。

セイコーマートの牙城である北海道はコンビニ激戦地としても知られており、データでもこれが裏付けられています。

２位以下は東京都、山梨県、愛知県、富山県、群馬県と続いています。

コンビニが最も少ないのは奈良県で人口１０万人あたり３２.２３軒。

これに長崎県、兵庫県、和歌山県、高知県と続いており、関西ではコンビニの割合が少ない傾向です。

コンビニ店舗数偏差値（２０１５年）

画像元：都道府県別統計とランキングで見る県民性 by odomon

順位都道府県店舗数　人口10万人あたり　偏差値
1 北海道 2,878軒 53.46軒 73.07
2 東京都 7,182軒 53.15軒　 72.42
3 山梨県 441軒 52.80軒　 71.71
4 愛知県 3,674軒 49.09軒　 63.99
5 富山県 517軒 48.46軒　 62.68
6 群馬県 951軒 48.19軒　62.12
7 茨城県 1,401軒 48.02軒　 61.76
8 宮城県 1,120軒 47.98軒　 61.69
9 石川県 548軒 47.47軒　 60.63
10 静岡県 1,730軒 46.74軒　 59.11
11 栃木県 897軒 45.43軒　 56.37
12 徳島県　 343軒 45.37軒　 56.25
13 福井県　 353軒 44.85軒　 55.17
14 秋田県　 454軒 44.39軒　 54.21
15 長野県　 931軒 44.34軒　 54.11
16 三重県　 801軒 44.11軒　 53.64
17 岐阜県　 893軒 43.94軒　 53.27
18 香川県　 428軒 43.82軒　 53.03
19 佐賀県　 361軒 43.33軒　 52.00
20 大阪府 3,788軒 42.86軒　 51.03
21 千葉県 2,652軒 42.61軒　 50.52
22 福岡県 2,165軒 42.43軒　 50.14
23 愛媛県 586軒 42.29軒　 49.84
24 福島県　 807軒 42.17軒　 49.61
25 青森県　 547軒 41.80軒　 48.83
26 神奈川県 3,779軒 41.40軒 48.01
27 大分県　 475軒 40.71軒　 46.57
28 京都府 1,056軒 40.46軒　 46.04
29 岩手県　 516軒 40.32軒　 45.75
30 鹿児島県　 658軒 39.91軒　 44.90
31 広島県 1,131軒 39.75軒　 44.58
32 鳥取県　 228軒 39.75軒　 44.56
33 新潟県　 913軒 39.61軒　 44.28
34 山形県　 441軒 39.27軒　 43.58
35 滋賀県　 552軒 39.06軒　 43.14
36 埼玉県 2,836軒 39.06軒　 43.13
37 岡山県　 741軒 38.55軒　 42.08
38 山口県　 541軒 38.51軒　 41.98
39 熊本県　 688軒 38.50軒　 41.98
40 沖縄県　 539軒 37.58軒　 40.07
41 島根県　 260軒 37.45軒　 39.80
42 宮崎県　 408軒 36.94軒　 38.74
43 高知県　 267軒 36.65軒　 38.13
44 和歌山県　 344軒 35.69軒　 36.13
45 兵庫県 1,953軒 35.27軒　 35.26
46 長崎県　 485軒 35.20軒　 35.12
47 奈良県　 440軒 32.23軒　 28.95
（引用元：都道府県別統計とランキングで見る県民性 by odomon）

コンビニ勢力図（２０１６年）

画像元：都道府県別統計とランキングで見る県民性 by odomon

各都道府県のコンビニチェーン店舗数上位３社(２０１５年)
都道府県１位　　　２位　　　３位
北海道セイコマ　　セブン　　　ローソン
青森県ローソン　　サークルK 　ファミマ
岩手県ローソンセブンファミマ
宮城県セブンファミマローソン
秋田県ローソンサークルK ファミマ
山形県セブンファミマローソン
福島県セブンファミマローソン
茨城県セブンファミマローソン
栃木県セブンファミマローソン
群馬県セブンセーブオンファミマ
埼玉県セブンファミマサークルK
千葉県セブンファミマミニストップ
東京都セブンローソンファミマ
神奈川県セブンローソンファミマ
新潟県セブンローソンセーブオン
富山県ローソンセブンファミマ
石川県サークルK セブンローソン
福井県ファミマローソンセブン
山梨県セブンローソンファミマ
長野県セブンローソンファミマ
岐阜県サークルK セブンローソン
静岡県セブンサークルK ファミマ
愛知県サークルK セブンファミマ
三重県サークルK ファミマセブン・ローソン
滋賀県セブンローソンファミマ
京都府ローソンセブンファミマ
大阪府ファミマセブンローソン
兵庫県ローソンセブンファミマ
奈良県セブンローソンファミマ
和歌山県ローソンファミマセブン
鳥取県ローソンファミマポプラ
島根県ローソンファミマポプラ
岡山県セブンローソンサークルK
広島県セブンファミマローソン
山口県セブンローソンファミマ
徳島県ローソンセブンファミマ
香川県ローソンファミマセブン
愛媛県ローソンサークルK ファミマ
高知県ローソンサークルK ファミマ
福岡県セブンファミマローソン
佐賀県セブンファミマローソン
長崎県ファミマセブンローソン
熊本県セブンファミマローソン
大分県ローソンセブンファミマ
宮崎県セブンファミマローソン
鹿児島県ファミマローソンセブン
沖縄県ファミマローソン　 ——-
全国　セブンローソンファミマ
（引用元：都道府県別統計とランキングで見る県民性 by odomon）