さっぽろとすすきのの間、幅105m、東西1.5kmにわたって細長くのびるさっぽろ市民の憩いの場大通公園は、2月の雪まつりから1,2週間の厳しい寒さをのりこえ、一歩さがって二歩進むような寒さからの脱出、春の陽差しと風が日に日に雪を解かしポカポカ陽気になりはじめます。
4月下旬になると、とうきびワゴンの出番がやってきます。
販売された当初は、ゆでが35円で焼きが40円でした。
現在は、どちらも300円です。
焼きたての焼きとうきびは北海道内でもここ以外見当たらないと思います。
トウモロコシは、北海道産のものが使われますが、オフシーズンでは前年に収穫されたハニーバンタムの冷凍品を使い、生産時期には生のピーターコーンが使われます。
注文を受けてから、一旦蒸すか茹でるかしたとうきびを、網の上で甘辛いしょう油だれを付けながら焼いたものを、焼きたて状態からすぐ頬張れます。
◆販売場所 札幌市中央区大通公園1丁目~7丁目
※(大通西1丁目、3丁目、4丁目は常時設置販売)
◆期間 4月下旬~10月中旬
◆販売時間
9時30分~17時30分(4~6月、9~10月)
9時30分~19時00分(7、8月)
※販売期間、時間などは2015年のものですが、例年同じようです。
とうきび以外にも販売品が豊富です。
・トウキビ(やき・ゆで) 1本300円
・黒もちきび (ゆで) 1本300円
・じゃがバター 1皿(2個)250円
・とうきびセット(とうきびハーフ・じゃがいも各1個) 300円
・レトルトコーン 310円
・なつかしラムネ 160円
・ニセコウォーター280ml 100円
・キリンガラナ(北海道限定品) 160円
・リボンナポリン(北海道限定品) 150円
・さっぽろの水 110円
・かき氷(いちご味) 200円
・カップアイス 210円
小学生の頃に親に連れられ、直に収穫できる畑農家さんにトウモロコシを買いに行ったことがあります。
真っ直ぐ伸びた茎は自分の倍の背丈ほどもあり、茎の節からは斜め70°くらいに何枚もの皮に包まれたトウモロコシの実が2つ3つ付いていて、上の先っぽから薄緑と濃い茶色い毛がモッコリ顔をだしている。
もぎ取る音がギキュッと聞こえ、果物なのか野菜なのか、とにかく新鮮さを感じました。
十数本もぎ取り、買ってもらった記憶があります。
両手の爪で皮をタテに10cm位こじ開け、中身を確認、実の入りの未成熟品は返して良いものと取替えてもらい、農家のおじさんから、「皮を全部むくと鮮度が落ちるから家に帰ってから皮をむいてね」と言われたのを覚えています。
ところでトウモロコシは穀物、野菜? 何だと思います?
米麦と並ぶ世界三大穀物の一つともいわれますが、乾燥コーンでは穀物になり、未熟なスイートコーンでは野菜になるそうです。