パンを切るときの秘訣/
食パンを家庭で切るにはコツがあります。
パンを切るときには、まず包丁をガスコンロなどの火でよく熱しましょう。
あまり熱しすぎると刃先を傷めますので注意してください。
まず、パンの側面を下にして、パンの底の角部分に包丁の刃元部分をあてて、斜めに引くような感じで切ります。
何回も包丁を動かさないのがコツで、熱した包丁で2回くらいでサッと切ります。
パン屑も出ませんし、やわらかいパンでも楽に切れます。
包丁はパン巾よりも刃渡りの長いものを選びましょう。
パンが固くなったときは
菓子パンは蒸せばやわらかくなります。
食パンが固くなったときは、表面に霧吹きをして数分置き、トースターで焼けばおいしく食べられます。
電子レンジを使う場合は、湿らせたフキンやキッチンペーパーなどで包み、500Wなら10秒ほどでふっくらと戻ります。
また、ご飯を炊いたときには炊飯器のお米の上に十数秒のせておけば、ふっくらとやわらかくなります。
どうしても固くて食べられそうにないパンは、薄く切ったり細かく切ったりして油であげ、お砂糖などでまぶしたりして、おやつにいただいてはどうでしょう。
パン粉にして料理に利用してもいいですね。
ところで、「パンツァネッラ」って聞いたことがありますか?
古くからのイタリア料理ですが、これ、古いパンや固くなったパンを使ったサラダ料理です。
具は水に浸してから搾ったパンとトマト、玉ねぎ、バジルなどで、味付けはオリーブオイル、酢、レモン汁、塩、コショウなどであえて調えたもの。
ヘルシーで、栄養満点だそうです?
パンは冷凍して保存する
梅雨どきや、湿気の多い夏は、パンにすぐにカビが生えてしまいます。
食べ終わったら、ポリ袋にいれて密閉して冷蔵庫にいれておきます。
ポリ袋の口が開いていたり、紙などの袋で冷蔵庫にいれておきますと、水分がなくなり、ボロボロになってしまうので注意してください。
また、食べる分量がわかれば、数回分に切り分けして、
一回分ずつラップできちんと包んで密閉し冷凍室で保存します。
食べるときには、自然解凍させてもよし、凍ったままトースターにいれて焼いても、おいしいパンがいただけます。
ただし、何ヶ月も冷凍室にいれておいても食べられないことはありませんが、水分が抜けたり、冷凍焼けなどしておいしくないでしょうね。
せいぜい2週間から1ケ月以内までがおいしく食べられる保存期間です。
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