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ハムスターとの思い出「2度もごめんなさい!」

学生の頃と結婚後、2回ハムスターを飼いました。

私が飼ったことのある唯一の哺乳類です。

小さいながらも、存在感のある動物でした。

可愛いのですが、それだけではありませんでした。

結婚後に飼ったと言っても、もう20年近く前の話ですが、思い出とともに、今でも後悔していることがあります。

私なりにどうすれば良かったのかも、考えました。

こんなこともある事なのですが、知っておくとハムスターとの生活に役立つかも知れませんので。

学生の頃に家で飼っていたのは、ずいぶん大きな体でした。

ゴールデン・ハムスターと言うのでしょうか。

わざわざハムスター用のケージを買うのをもったいなく思った母が用意したのは、以前に飼っていたセキセイインコのための鳥かごでした。

オスとメスのつがいで飼っていましたが、オスのハムスターはしょっちゅう柵の隙間から、脱走しました。

ゴールデンハムスター  画像元:AC

中学生だった私が夜テスト勉強をしていると、後ろからじっとオスのハムスターが見ていたことがありました。

隣の家のベランダに出張して、植木鉢の中の赤い実を全部食べてしまったこともありました。

逃げ出したオスのハムスターを1回だけ、私が捕まえてカゴに戻したことがあります。

その時メスの機嫌が悪くて、オスは噛み殺されてしまいました。

発情期にこういった惨事が起きるのは、珍しくないみたいです。

私がいつもはしないことをしたばかりにオスのハムスターは死んでしまったのです。

私よりも可愛がって世話をしていた弟は、姉ちゃんのせいじゃないからと慰めてくれましたが、死んだものは帰ってきません。

その後、動物を飼うことに少し後ろ向きになりました。

画像元:AC

結婚後に夫が知人から頂いて飼い始めたのは、身体が小さくて可愛らしい見た目のハムスターでした。

ジャンガリアン・ハムスターです。

この時もオス・メスのつがいで飼いました。

真っ白なメスでしたが、見た目とは違って気が荒く、世話をする夫に噛み付いてばかりいました。

飼いだして3年ほどたって、毛のツヤも悪くなり、見た目にも年を取ったことがわかった頃に死んでしまったのです。

手足を伸ばして大の字になって、目は開いたままの死に様でした。

このメスは多分寿命まで生きたと思います。

ジャンガリアンハムスター  画像元:AC

一方、オスの方はいつまでも外見は変わらない様子でしたが、メスが死んだ後の冬の始めの日に、丸くなって動かなくなりました。

夫は、後を追うように死んでしまった・・・と悲しんで、自分でオスを庭に埋めたのです。

ハムスターも冬眠することがある、と知ったのはその後でした。

特に丸くなっている時は冬眠している可能性が大きいと聞いて、夫はずいぶん悔やんでいました。

ハムスターは小さな動物なので真剣に向き合って飼わないと、ちょっとした間違いをしてしまいます。

それがすぐに命を奪うことになってしまいました。

死んでしまった時のショックは決して小さくありませんでした。

画像元:家族子供健康イキイキニュース

ハムスターは夜行性の動物で、一晩中騒いでいる時もあります。

臭いだって一人前です。

私はかかりつけのお医者様に、ハムスターでアレルギーを起こす人も多いと聞いたこともあります。

今はネットで情報収集が出来るので、飼う前にはよくその動物の性質を勉強しておくことも容易です。

知り合いから譲り受ける場合は、なおさら知識を仕入れておいた方が良いです。

充分に準備をして、人間も動物も両方が幸せに生活出来ることがいいですよね。




 

 

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