食パン(食パンかす)には消臭効果があると言われています。
角食パンの空き袋は、捨ててしまいがちですが、捨てる前に袋の口に顔を入れてみてください。
ふわ~と、あたたかいパンの臭いがします。
この袋の中に残っているパンかすが、袋が中の嫌な臭いを吸い取ってくれます。
主な理由は3つあり、吸着作用、酸化反応、湿気の吸収です。
パンの空き袋はとって置くと、利用価値があると思います。
1 吸着作用
食パンかすには多孔質な構造があり、空気中の臭いを吸着する働きがあります。
特に、油脂分が残っている場合には、臭いを吸着する力が高まります。
2 酸化反応
食パンかす中の成分が、臭いの元となる分子と反応して、無害な物質に変化させることがあります。
これにより、臭いの除去や中和が行われます。
3 湿気の吸収
食パンかすは湿気を吸収する性質があります。
湿気が原因で生じるカビや菌の繁殖を抑制することで、臭いの発生源を減少させる効果が期待されます。
食パンかすの消臭効果は一時的なものであり、強い臭いに対しては完全に消臭することはできません。
効果は臭いの種類や量によって異なり、食パンかすの量によっても違ってきます。
また、食パン自体が脱臭と除湿効果がありますので、賞味期限が到に切れていたり、焦がしてしまって食べられない食パンは捨てずに黒い部分を落とし、冷蔵庫に入れてみてください。
冷蔵庫内の嫌な臭いを吸着してくれます。
といってもパン自体がカビますので10日程度の使用にしてください
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