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個人用飛行装置 ジェットエア vs. ジェットボード

画像元:GIGAZINE

 

ひとり単独で宙に舞い上がることは、夢の中では可能ですが現実では不可能です。

映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」でおなじみの宙を浮くスケボーがありましたよね。

未来の乗り物だと思っていましたが、トヨタの高級車を扱うレクサスから、浮くスケボー「ホバーボード」が販売されるとか。

超伝導体と永久磁石によって数センチ浮き、ドライアイスのような煙を出しています。

高く舞い上がることはできませんが、乗っても不安定でバランス感覚が必要のようです。

でも、まずはびっくり。

 

そこでもっと自由に飛び回れる乗り物というか装置を紹介します。

電力を使いローターという複数の水平回転翼で浮上させるものやジェットエンジンの噴射で浮上するものなどがあり、水平回転翼搭載機をみるとドローンやオスプレイを連想させます。

 

ジェットボード

ジェットボード「Flyboard Air」です。

ボード下部にジェットエンジン搭載で、ビデオでは空を自由に飛び回わっています。

ジェットタービンエンジンの推力を利用して、人一人を空中に浮かせるため激しくジェット噴射が下方向に吹き出しています。

飛行は簡単そうに見えますが、操縦している人は水圧式のジェットボードの第一人者だそうです。

一般の人が乗りこなすには多くの訓練が必要でしょうね。

小型のリモコン操縦器で片手で操作でき、操縦精度もかなり高いようです。

飛行可能高度は約3048m、飛行可能時間は10分、最大時速約150km。

 

 

Kitty Hawk Flyer

8つの水平ローターで離着水する水上バイクのような乗物です。

電気で水平回転翼を動かし、高度は最高4.5m前後、最高速度は40km/hぐらい。

 

 

M-02J

アニメのナウシカの乗っている「メーヴェ」を実機として製作された八谷和彦さんの「オープンスカイプロジェクト」のなかの製作機。

機体はエンジン搭載。

 

 

ジェットエア

ジェットエア「ジェットパック」です。

原型は1984年ロサンゼルスオリンピックの開会式で飛行し、見ている人たちをアッとさせた「ROCKETBELT」です。

このジェットパックは、飛行可能高度約3000m、飛行可能時間は10分、最大時速約100km。

ツインターボジェットエンジンのジェット噴射で浮上します。

両手の操縦器で操作。

ジェット噴射の下は危険ですよね。

足を下げっぱなしで自由に飛び回わっていますがすが、足の自重をささえるのも意外と辛いです。

着衣装備になにか工夫があるのでしょうね。

それとジェット噴射が脚部に当たらないのでしょうか?

画像元:sukasukasky

 

 

これはスタッド付きジェットパックで少し大ぶりで重量もありそうですが、コンピュータ制御で安定性がよく操縦も簡単なようです。

画像元:sukasukasky

 

「ジェットパック」と「Flyboard Air」が同じくらいの飛行性能を示していて本命のようですが、小型軽量になるにつれ安全性の課題が問題になると思います。

ビデオのテスト飛行では、エンジン故障など万が一の場合に備えて湖の上を飛行しているようです。

もちろん、高所や水上以外の飛行などの場合のパラシュート装備もあるでしょうが、エンジンが故障した際の対処が課題といわれています。

 

 

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