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ジーンズの洗濯と色落ち

ジーンズの色落ちの原因として、ジーンズは繊維表面を合成インディゴで染色して仕上げていることです。

その塗料が摩擦により擦れ合うことで削げ落ちたり、洗濯などで水にしみだすことが原因で色落ちが起こります。

 

裏返して洗う

ジーンズは裏返して洗うと、色落ちしにくくなります。

ジーンズの色落ちは摩擦が一つの原因ですので、裏返すことで、他の衣類や洗濯層の壁面との摩擦を多きく減らし、色落ちを抑えることが出来るのです。

この際チャックやボタンも閉めるのを忘れずに。

そのままだと洗濯機のファンに擦れて一部分だけめだって色落ちすることもありますので。

出来れば衣類はすべて裏返して洗うのがベストですが、洗濯の際にいちいちひっくり返してとなると手間が掛かります。

でもせめてジーンズだけは必ず裏返して洗うようにしましょう。

 

洗剤について

漂白剤、蛍光剤の入った物は避けるべきで、中性洗剤がベストです。

汗汚れだけなら水洗いだけでもOKです。

汚れを落とす意味ではお湯の方がいいのですが、色落ちもよくなるので水洗いでいいでしょう。

 

洗わないと どーなる

色落ちさせたくないし、見た目にも汚くないしと言うことであまりジーンズを洗濯しない方もいるかもしれませんが、これは間違いです。

汚れが付着したままだと細菌が繁殖して、生地をむしばみ、強度がもろくなります。

それに汗自体もそのままにしておくと、酸化作用で生地がもろくなってしまいます。

洗濯による色落ちは防げても、ジーンズ自体の強度、寿命が短くなってしまっては台無しですよね。

汚れ具合にもよりますが、毎日はくのなら冬なら15日に一度、夏なら3日に一度は洗ってあげたいです。

 

塩・お酢で色止め

塩やお酢には色を定着させる働きがあり、これを利用して色落ちを防ぐといった方法もあります。

1.ジーンズを濃い目の食塩水に一晩つけておくと、その後の洗濯での色落ち加減が少なくなる。

2.洗濯の際にお酢を数滴たらすことで、お酢が色止めの働きをして色落ち加減が少なくなります。

 

裏返して干す

色落ちは洗濯よりもむしろ紫外線に当たることによるところが大きいといわれ、干すときは裏返したまま干すのが良いです。

日によって変色するのを防ぐためです。

とはいえ履いていても、そこそこの日の光は浴びるので、裏返して干すというのは、どちらかと言えば内側のポケットの部分もしっかりと乾かすという意味合いの方が強いのかもしれませんけど・・・。

また、上下反対にして足首の部分を上に干すと、下の重みで洗濯の際の縮みがいくらか改善します。

画像元:http://spiralboushi.hamazo.tv/c8112.html

 

新品と一緒に洗う

色落ちした古いジーンズは、ぬるま湯で新品のジーンズと一緒に洗うことで色が移り、いくらか色落ちが改善します。

染料は、昔のジーンズにはデニム生地に天然インディゴが使用されていたようですが、理由として天然藍には、ある程度の除虫効果があるようです。

現在は、合成インディゴ使用なのでそのような効果はありません。

生地の厚みは「オンス (OZ) 」という単位で表され、ジーンズの1平方ヤード(0.84㎡)の生地の重さを表したものです。

1オンスは28.3g弱。

一般的には14OZ ほどの厚みが多く出まわっているようです。

(ライフ1000から移管)

 

 

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