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北海道の中の異国を感じる函館の魅力

函館は北海道の最南に位置し本州にも近く、北海道でありながら北海道とはちょっと違うところを感じます。

高速道路が出来る以前は、札幌方面から国道5号を、函館へ向かう手前の、桔梗町に来た辺りから続く松並木の変化、瓦屋根もちらほらと、津軽海峡を渡った感さえします。

 

国道5号をまっすぐ行くと、JR函館駅の前に着きます。

駅の周りには、あの有名な函館朝市があり、ここはいつも多くの観光客で賑わうところです。

現在は少し新しくなりましたが、今も昔も内容は変わっていません。

ただ人気の丼物の食堂街が出来て、各店ごとの味を競っています。

ここは、朝早くから、夕方もやっているので、朝、昼、夕と、何時でも利用できます。

以前はイカの街と言われるくらいイカばかりでしたが、近年は少し不漁のようで活イカは高価です。

 

朝市は駅の横ですが、駅前通りはかつて、市の中心地であった大門地区があり、今も多くの居酒屋が軒を並べて夜も賑やかな地区です。

夜は、この辺りで、一杯がいいですね。

元祖・函館朝市「渡島蔬菜農協ドーム内」 画像元:トラベルjp

函館駅からさらに函館山、川へ向かう事1Kmほど行くと赤レンガ倉庫の並ぶ、街並みが広がります。

金森洋物館は生活雑貨やアンティーク品などショップが集合、工房、フード、ホール、公演など盛どころ、一日中楽しめます。

ここも函館に来たならぜひ行きたいところです。

金森赤レンガ倉庫  画像元:はこぶら

いよいよ函館山です。

函館山へは、基本ロープウエーで登ります。

山頂まで個人で行かれる場合は、観光地やホテルなどにあるロープウエーの割引券を利用するのが良いです。

通常は10分間隔で混雑時は5分間隔の運転です。

時期によって時間の制限があるので注意が必要です。

山麓駅付近には駐車場もありますが、夕方以降混み合うので注意。

函館駅からはベイエリア経由で直通の函館山登山道を上る路線バスもあります。

昼間の函館山からの景色も良いですが、やはり夜の夜景は最高です。

 

函館での宿泊ですが、函館は温泉地です。

谷地頭温泉は、函館山のすそ野にあり、周りには立待岬や、啄木のお墓、そして異国情緒漂う異人館など多くあり、散策の後に温泉に浸かるというにも良いのではないでしょうか。

谷地頭温泉  画像元:ツアーネット

湯の川地区は函館の西部、大きなホテルが並ぶ温泉街です。

500年以上の歴史を持ち、北海道三大温泉郷のひとつに数えられる名湯でもあり、ニホンザルが温泉に入る姿を見ることもできます。

ちょっと西に足を伸ばすとトタピスチヌ修道院などあります。

湯の川温泉/ニホンザルが温泉に   画像元:はこぶら

五稜郭公園の近くには亀田温泉があり、公園内の100mタワーから眺めると、公園は星型になっていることが分かります。

桜の季節には多くの市民で賑わうスポットです。

函館を中心とする道南地区の温泉の温度は、少し熱いのであしからず。

暑いのが好きな方や、日帰りの市営の入浴施設も完備されてます。

函館五稜郭

五稜郭駅からは木古内駅まで38km余りを、海沿いを道南いさりび鉄道が走っていて、列車の車窓に広がる青い津軽海峡見ながらの列車の旅は格別です。

道南いさりび鉄道  画像元:北海道Likers

函館は多くの観光資源に恵まれた南北海道を代表する観光地です。

昨年は北海道新幹線が本州から乗り上げ、隣町まで着ています。

これで、本州と北海道が繋がり、本当に北海道の陸の玄関になりました。

これからは新幹線も札幌まで延び、工事も本格的に始まり、ただ通り過ぎるだけの道南、函館ではなく、ちょっと足をのばして、木古内、松前、江差など昔ニシンで栄えた歴史ある周辺町などをゆっくりと見て楽しむのも良いものです。

 

 

 

 

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