洗濯物は繊維別に干しましょう
化繊ものと天然繊維ものとに区別して、別々に干すと乾きがはやいです。
シーツなど大きなものを干すには、二本のロープなどを張ってM字型にかけると、乾くスピードもはやいです。
普通はしぼらずに干す洗濯物でも、かるくしぼった後、次に逆方向にしぼって2回しぼりますと、シワにならずに乾きもはやくなりますよ。
セーターを干すときのコツ
家庭でセーターを洗って干すときに、ハンガーにかけますが、水分を含んでいるために伸びてしまい、型くずれになってしまいます。
型くずれさせることなくセーターを干すには、ビニール製のスダレをスノコのようにして、その上にセーターを広げ、風通しのいいところに陰干しするのがコツです。
これで水分のために袖や肩先が伸びることもなく、原型のままで乾きます。
干すときには、あらかじめ軽く脱水機にかけて水分を切っておくと、乾きも早くなりますね。
洗濯物は直角に干します
洗濯物が多いとき、これを一度に干すのはたいへんです。
こういうときには、二本の棒やロープに洗濯バサミにヒモをつけて下げ、洗濯物を直角に干せば、せまいスペースでも、かなりの量が干せます。
それに直角に干せば、風の通りがよくなり乾きもはやくなります。
夏の夜干しはムダです
夏の洗濯物は、夜から朝まで干したままにしがちですが、これはいけません。
夏場の夜は蚊や蛾、その他多くの虫が洗濯物についてしまいます。
もう一度洗らうはめになるでしょうから、夜に洗ったものはなるべく脱水してたたんでおき、朝になってから干すようにしたほうがいいですよ。
どうしても朝までに乾かしたいときには、脱水してからハンガーなどにさげ、網戸のある窓をあけて、扇風機の風をあてると一晩で乾きます。
そのあとアイロンをかけ忘れなく。
化繊の洗濯物のしぼり方
化繊でできた衣類は、ほとんどアイロンなしで着られますが、それでも脱水機にかけたり、しぼったりすると、乾いてからこまかなシワがついて、そのままでは着られないことが多々あります。
化繊ものを脱水機にかけるときには、簡単にたたみ、かために巻いてからにしましょう。
こうして脱水すればシワにもならず、アイロンなしでも着られますよ。
ストッキングには10円玉を入れて干しましょう
ナイロンのストッキングやパンストを外や軒下に干したりすると、時には風に吹かれてクギにからんだりして、品物をダメにしてしまうこともあります。
そんな失敗をしないために、ストッキングの足先に10円玉を入れておくと、手ごろなオモリとなって、風に吹き飛ばされる心配もありませんよ。