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スーツの簡単家庭クリーニング方法

いつも着用するスーツは。たいていシーズンいっぱいは着つづけがちですが、基本的にスーツは毎日着用し続けない事です。
毎日着ているスーツでも休日には、自宅でクリーニングすべきでしょう。

日ごろのメンテナンス

スーツをハンガーに掛け、上から下へ一定方向にブラッシングしホコリを落とします。
ブラッシング後は霧吹きで軽く水分を与え、風通しのいい所で干しておきます。
そうしておきますと軽いシワは伸びてくれます。
深くいシワには、スチームアイロンやスチームブラシを、ハンガーにつるしたまま軽くあててシワを伸ばします。

 

ホコリがついた場合

裏からタオルをあてて、軽く叩いて丹念にホコリを浮き上がらせます。
こうすることにより、生地に吸いこまれているホコリを、タオルに吸いとらせることができます。
次に上から下へ丹念にブラッシングして、これだけでだいぶんホコリは落とせます。

 

汚れおとし

夏場スーツのお手入れで悩まされるのが汗を含んだスーツです。
まず、裏側に乾いたタオルをあてて、濡らしたタオルで汗の部分をたたき出し、裏のタオルに吸い取らせます。特に汗が多く付着する部分のエリや袖の脂ジミの汚れはベンジンで拭きとります。
そのあと、ぬるま湯にアルコールや中性洗剤を数滴くわえ、このタオルをしぼって手早く拭きとってください。
次にそのまわりの部分に霧吹きをかけて、乾いたタオルで湿気を拭きとります。
あとは風通しのいい場所で陰干しします。
スプレー式の除菌消臭剤を軽くかけるのもいいでしょう。
毎日のお手入れで、スーツを長持ちさせることができます。

 

かんたんなシミ抜き

油分のシミ(マヨネーズ、バター、口紅など)は、下にタオルを敷いて、ベンジンを含ませたタオルや使い古しの歯ブラシなどでたたくようにして落とします。
最後に水でしぼったタオルでたたき自然乾燥させます。
水性のシミ(ジュース、コーヒー、紅茶、醤油、酒、ケチャップなど)はシミの下にタオルを敷き、かたくしぼった布などでたたいて汚れを下のタオルに移すようにします。
汚れが目立つ場合はアルコールや薄い中性洗剤を含ませて叩いたあと、もう一度水で絞ったタオルでアルコールや洗剤をきれいに拭きとります。

 

スーツの保管方法

クリーニングの透明なビニール袋のままクローゼットにかけて保管されている人が多いと思いますが、クリーニング店のビニール袋は、仕上がった品物を汚さず持ち帰るためのもので、自宅では必ず取り外しましょう。
そのまま放置では湿気が発散されず、カビなどの原因になってしまいます。
保管するときは、テーラーバックや不織布のカバーに掛け変え、タンスなどには防虫剤を下げておきましょう。

 

どうしても落とし切れない汚れがある場合は、無理におとそうとせずにクリーニング店に出す事をおすすめします。

この家庭クリーニング法で、シーズン中に2,3回も手入れしておけば、つねにサッパリとしたスーツが着られますよ。

 

 

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