5年前になりますが、5月の中旬に函館に行くことになりました。
私は北海道に住んでいますが、日帰りで行こうと知人と計画しました。
仕事の休みの日を合わせ、1日は休養日となるよう調整して2日間休みを取りました。
朝、電車に乗り函館に着いたのは11時頃。
まずは腹ごしらえとして函館ラ-メンを食べることにしました。
店の名は覚えていませんが、ラーメンは塩味で魚介類のス-プが美味しかったです。
函館のパンフレットを駅から貰ってきたので、ラーメンを食べながらこれからの行き先など計画。
行先は五稜郭の桜、ラッキ-ピエロのハンバーガー、外国人墓地、北斗市のトラピスト修道院とふんだんに計画をたてました。
<ラッキ-ピエロのハンバ-ガ>
函館で有名なハンバ-ガ-というと、1度は食べたかったのでお店に向かいます。
この店は函館に17ヵ所もあります。
お店に入り、1番人気のチャイニーズチキンハンバーガ-を買いました。
パンの中に甘辛のから揚げが5個位入っていて、食べきれないチキン。
ボリュ-ム感たっぷりでとても美味しかったけどお腹はパンパンです。
<外国人墓地>
外人墓地はチンチン電車に乗り行きます。
墓地は十字架の墓がたくさんあり、観光地化された雰囲気もありますが、異国の地に来たような寂し気な光景でもあり、当時の異人さんといわれた人たちの思いが偲ばれます。
<五稜郭の桜>
ここはとても印象に残りました。
新選組の土方歳三が最後に戦った場所。
函館戦争後の、五稜郭跡の公園に何千本も木に、濃いピンクから白っぽいの桜が満開。
初めての桜並木は本当に素晴らしく幻想的な光景でした。
ピンク色の桜の花びらがひらひら落ちていく時、雪でも降ってきたのかと思ってしまうほどの大量の桜吹雪、とてもきれいです。
タワー展望台があり、函館市内を一望でき、暗くなるとライトアップされた桜も最高です。
きて良かったと思えた瞬間でした。
日帰りで帰るつもりでしたが、どうしてもトラピスト修道院に行きたかったので、急きょビジネスホテルに泊まることにして、明日北斗市のトラピスト修道院に行くことにしました。
<トラピスト修道院>
函館は女子のトラピスチヌ修道院が有名ですが、男子修道院があると聞いて興味がわきました。
次の朝、電車に乗って北斗市に向かいました。
北斗駅から修道院まで徒歩20分位で修道院着。
ここは男子修道院です。
五稜郭の桜も素敵でしたが、ここの杉とポプラ並木もすごい。
高くそびえ立つ杉が修道院まで導いてくれます。
杉とポプラ並木道、歩いているとても心地も良く日常生活を忘れる空間です。
12月の夕方から杉とポプラ並木道がライトアップされるそうです。
建物は赤っぽい煉瓦の建物で敷地の中はかなり広いです。
この日は修道院の中には入ることが出来ませんでしたが、毎日曜日8時45分からミサがあり、どなたでも参加できます。
ここへ来た目的はルルドの洞窟です。
かなりの階段を上がって山道を歩きます。
ルルドの洞窟の泉近くに聖母マリアが出現して、ルルドの泉の水を飲むと病気が治るという言い伝えがあり、「奇跡の泉」と云われています。
それを函館のこの地に再現しています。
聖母マリア像がある、この場所は展望台となっており、ここから眺める函館山は絶景です。
◇
列車の時間まで、知人と朝市の場所で時間をつぶしました。
「あそこのお店は良かった、桜は最高」と会話していたら、テレビのカメラが次々に集まり、「何事があったの?」とカメラの人に聞きますと、「日本ハムファイタ-ズの中田と稲葉が来るよ」と教えてくれました。
30分しか見ることが出来ませんでしたが、私たちは一番前の席で二人をみることが出来て大ラッキー。
函館はハプニングだらけの旅となり、とても楽しかったです。
また5月に行きたいですね。