岡山県から、自転車で日本一周の旅に出かけて、各都道府県の観光地を巡る道中で函館には高校の友達が出張で住んでいましたので楽しみでもありました。
函館は北海道の玄関口と言われますが、その通り、ついに来たか…という黄昏から始まりました。
7月末に青森からフェリーで上陸してその友達と会うまでの時間、港の赤レンガ倉庫みたいなところをうろついたりしていました。
函館の町の印象はそびえ立つ高層ビルはないけど全体に広がってる感じです。
夕方になって、友達と再会出来ました。
真っ黒に日焼けした私を見てインド人だと茶化してくれました。
早速荷物を友人のアパートに置いて車で晩ご飯を食べに行きました。
せっかく函館に来たのだからと、ラッキーピエロというハンバーガーレストランに行くことに。
函館の山のふもとにある繁盛店でイカスミバーガーを注文しました。
磯臭いかな?と思いましたが、たれが効いていてまあまあ美味しかったです。
函館はイカの収穫が盛んでイカを食べなければと思い、居酒屋でもイカの踊り食いを注文。
店員さんが水槽から泳いでいたイカを網ですくって切って出してくれます。
さっきまで泳いでいたイカは切り刻まれているにも関わらずぴくぴく動いてます。
いつも食べてるイカと色が違い透けるほどの透明な艶のある白なんです。
そして食べると生暖かいですが、なるほど食感があって旨い。
もうひとつ、鶏のから揚げをザンギというんですね。
記憶では、愛媛県では千ザンギというのは聞いたことはありますが・・・。
ニンニクが効いてとても美味しかったです。
そして友達が案内してくれたのは、函館の1番の観光地である函館の山です。
夜景を見に夜、車で車道を上りました。
途中それぞれが車を停めてそれぞれの撮影スポットを見つけて写真を撮ってました。
私たちはそのまま上まで登っていき、頂上の駐車場に停めて函館の景色を見ました。
学校の教科書や旅行のパンフレットで見た、100万ドルの夜景をついに見ることが出来ました。
街の明かりが扇型に広がっていく様は感動です。
町の1番狭い部分が1キロぐらいしかないこともはじめて知りました。
その函館山の今居てる頂上はただの建物で殺風景です。
もっと何か施設あればいいのに。
そして教えてくれたのは、この町の夜景から反対方向(青森側)を向いてみると、夜の真っ暗な海に数十隻のイカ釣り漁船のまぶしいぐらいの光が幻想的です。
山の山頂から見ると街並みは小さい印象ですが、ここにいると広さ狭さなんてわかりません。
友人のアパートには3日間もお世話になり、彼の仕事中は、私1人自転車で市内観光などしていました。
函館は初めて北海道に訪れる人たちには印象が多いと思います。
私も函館には多くの思い出が残りました。
その友達は今はもう函館には住んでいませんが、また函館に行きたい熱い気持ちがあります。
いつか家族を連れて行って、函館の山から100万ドルの夜景とその反対方向に見えるイカ釣り漁船を見せてあげたいです。