仕事の都合で太平洋側から石川県金沢市に転勤をし、二年ほど住んでました。
石川県に住んだことがある友人から、弁当忘れても傘忘れるな!と言われていましたが雨が多い地域です。
春は入学式の時期に兼六園の桜を楽しみ、夏は比較的晴れ間が多く、緑がたくさんある公園で遊び、秋は紅葉を楽しみ、冬は雪景色、と四季折々の風景を見てきました。
秋から冬にかけて雷がなり、ブリが美味しい時期になる、といった食べ物も四季折々で楽しめます。
4月、関東の桜が満開になった頃に桜が咲き始め、入学式に桜をバックに写真を撮ることができます。
兼六園や金沢城の桜はとてもきれいで見惚れるほどです。
ちょうどその頃に年に数回ある兼六園のライトアップもあります。
夏はからっとした日が続き、広い公園などでピクニックやバーベキューを楽しめます。
秋は少しずつ海の幸や山の幸がさらに美味しくなる時期。
この時期に出回る加賀野菜は食卓を色鮮やかにしてくれます。
金時草、紫がかった青菜、茹でて酢醤油で食べるのがおすすめ。
五郎島金時、私が今まで食べたなかで一番美味しいさつまいもでした。
ただシンプルに焼きいもと言っても食べても美味しい。
加工してスィートポテト、お砂糖をいれなくても甘さを感じるほどです。
加賀蓮根、天ぷらにしてお塩でいただくのが一番。
もちろん海の幸も、このこれからブリが美味しくなり始めます。
11月にはカニが解禁になり、甘さがあり、とても食べやすいです。
少しずつ寒さも増してきて、冬行きの準備が始まり、兼六園の雪吊。
またこの時期にライトアップがされ、春とは違った雰囲気の兼六園になります。
そして激しい雷。
始めて聞いたときは驚いたけど、馴れてくると当たり前のようになるものだと思ってしまうくらいです。
冬はずっと雪が降るわけではなく、一ヶ月に一度ほどたくさんの雪が。
当たり前のように仕事に行く一時間前からみんなで雪掻き。
雪が無くてもこの時期はレインブーツやレインシューズが当たり前。
だから、靴屋さんには年間レインシューズコーナーが。
こんな風に金沢の一年は過ぎていきます。
お麩が有名ですが、お麩の中に出汁が入っており、お湯を注ぐと味噌汁に。
水が新鮮なので、金沢で食べるお米は味が違います。
お刺身がおいしい県に住んでいる人が、金沢にお寿司を食べに来るくらいおいしいご飯です。
金沢は雪や雨が多く、気が滅入ってしまう日もあります。
でも、何と言っても食べ物がおいしい!
新鮮なものを毎日食卓に囲むようになりました。
近くにはほがらか村という産地直送の八百屋さんがあって、そこには玄米で売っているお米があり、目の前で精米してくれますので常に新鮮なご飯を食べれます。
車での生活が主になり、車での移動が多いのでドライブスルーが比較的多く、とても便利です。
それにともない、公園1つにも駐車場がついており、子育てにはとても安心の町です。