1年半前に、まだ生まれて間もなかった子猫をブリーダーの方から購入しました。
猫を飼うことは夫の希望で、私はもともと猫が苦手な人間でした。
実際に家に受け入れてみるとなんとも可愛いこと。
いたずらをすることももちろんありますが毎日癒される生活を送っています。
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生後3ヶ月で私たち家族に仲間入りした子は、バーマンという種類で先祖はカンボジアがルーツの猫です。
体全体は白っぽく、顔、耳、尻尾と手足が黒っぽい色なのが特徴です。
生まれてすぐはこの黒い部分がお鼻以外は全くありませんでした。
やんちゃでいたずら好きの猫ですが、家に来た当初は落ち着かず、親や兄弟を求めてずっと鳴いていました。
それでもご飯は1日目から食べてくれ、数日も経つと私と夫にも懐いてきました。
猫用のベッドを用意したのに、いつも寝るのは私たちの枕のすぐ上。
気づくとベッドにあがって寝ていたので、自分たちが寝返りを打つときにつぶしてしまわないかひやひやしました。
また何故か私たちの鼻の頭やつま先などを噛むことが好きで、寝ている時に何度も起こされたことがあります。
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電車がすぐ近くを通る家に住んでいたので、最初はその音にびっくりして隠れていましたが、数ヶ月もすると慣れて電車の音が聞こえても寝ている様子。
一人でお留守番もできるようになりました。
毎日仕事から帰ると、ドアの前で待っていて頭を私の足などに擦り付けてきます。
私は夫より帰りが数時間遅いのですが、聞くと猫は1時間も前から窓際で帰りをいつも待ってるとのこと。
愛おしくて仕方ありません。
仕事に行っても、猫は一人で大丈夫だろうかとか、少し元気がない日は大丈夫かなと1日中デスクで心配をする日も多々あります。
そんな猫も1歳半になり、最初は遊んでばっかりだったのに今ではだいぶ寝て過ごすようになりました。
最近はベッドでは寝てくれませんが、朝方には必ずやってきて私の腕の中にいたり、ベッドサイドにいたりととっても可愛いです。
ただ1つ困ることがあって、いつも私たちがベッドに入り電気を消してさぁ寝ようとなるときに、コンセントをかじったりワードローブのドアをたたいたりと注意を引こうとすることです。
でも結局可愛いから許してしまうんですけどね。
会社でストレスがあったり、不安なことがあったりすると猫を抱き上げてぎゅーっとすると必ず癒されます。
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また私が泣いているときは、走ってきて顔をのぞいては走って逃げるという謎の行動をしますが、心配してくれてるんだろうなと解釈しています。
夫が猫と遊んでいる姿も最ほほえましく最高に幸せを感じる瞬間です。
2人だけだった生活が猫が来たことでだいぶ変わりました。
何もしていなくても猫の行動を眺めているだけでとても癒されるし、いろんな表情も見せてくれます。
お世話はもちろん簡単ではありませんし、いたずらもいっぱいしますが今では私たち夫婦になくてはならない存在です。
この子がいなかったらどんな生活になっていたのか、今では想像がつかないほど。
猫と生活するということは私が毎日笑顔になれる理由のひとつです。