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山形県鶴岡市の庄内映画村へ1泊旅行しました

8月の末に山形県の鶴岡市にある「あつみ温泉」と「庄内映画村」の見学を目的に、妻と2人で1泊2日の旅をしました。

宿泊先は鶴岡市のあつみ温泉の、高見屋別邸「久遠」です。

8月の末になると子供たちの夏休みも終わるところが多いせいか、観光客もまばらになってきます。

日本海側の道路を新潟方面から北上して、山形に入り目的地に向かいました。

天候にも恵まれて、海岸沿いの道路は車の窓を開けて走ると気持ちがいいものです。

   日本海側 海岸沿いの道路 山形県鶴岡市に向かって

途中、道の駅に立ち寄りながら、宿泊の予約をした「あつみ温泉」に直行しました。

着いたのは午前11時頃。

海岸沿いを走る国道から途中山の方に向かって約10分走り、あつみ温泉街にそのまま入りました。

久遠は温泉街に8軒ある旅館で、あつみ温泉の入口に位置する一番最初の旅館です。

山間の温泉地で、温泉街の間を温海川が流れ清流の音が聞こえてきます。

川の両側に温泉宿が立ち並び、宿と宿の間には数件のお土産屋さんと民芸品を売るお店、外湯も数軒あり、足湯に浸かれるところもあります。

日帰りの入浴客にも喜ばれているようです。

 

川の畔を散歩しながらお土産屋さんに入り、地元の名産などを見て回りました。

食事処もあり昼食にも困りません。

昼食を済ませ、足湯に浸かってしばし休息。

何とも言いようのない気持ちのよい空気と川のせせらぎの音、山からは秋の訪れを告げるせみの音が聞こえてきます。

あつみ温泉  画像元:フォト蔵

午後2時頃になったので宿泊先の「久遠」に向かいました。

50台ほど収容できる駐車場があり、駐車場に車を止めると直ぐに旅館の名入りの法被を着た係りの方が足早に近寄ってきました。

チェックインを済ませウエルカムドリンクを1杯ご馳走になり部屋に入りました。

「久遠」は、あつみ温泉でも創業295年の歴史のある老舗旅館です。

繁忙期も過ぎてさすがに宿泊客も少ないようでした。

それでも、日帰りの入浴客は多く、スタッフの方も忙しそうでした。

 

温泉の泉質も柔らかく源泉かけ流しのお風呂は気持ちの良いものです。

スタッフの皆さんも明るく対応が良く、料理も海の幸、山の幸、食べきれないくらいの量があり大満足です。

あつみ温泉高見屋別邸「久遠」  画像元:フォト蔵

2日目の朝は8時に朝食をとり、9時には旅館を後にしました。

今回の旅の目的地、庄内映画村までは車で約1時間の道程です。

海岸沿いの道路から羽黒町の方に向かって走っていきます。

月山の山麓になり、徐々に鶴岡市の街が下の方になってきました。

稲作の田んぼや、りんごやぶどうなどの果樹園が所々にあります。

やがて、映画村の案内板が現れて明らかに他の場所と区別がされている敷地に入り、広い駐車場が見えてきました。

 

映画村の入口付近には撮影が行われた映画のポスターが何枚も貼られています。

月山、遠野物語、蝉しぐれ、武士の一分、おくりびと、赦免花、おしんなどなど。

わたしの知っている映画ばかりです。

それらを見ているだけでも胸の鼓動が高くなります。

入場のチケットと敷地内を走るバスのチケットを購入して中に入りました。

庄内映画村  画像元:フォト蔵

気が付くといつの間にか見学客が増えています。

88ヘクタールの敷地に造られたオープンスタジオは、映画の撮影のために建てられたセットをそのまま保存して一般公開している撮影所です。

山間集落から宿場町、戦国大手門、農村、漁村、などのエリアを順番に見学して廻りました。

庄内映画村2  画像元:フォト蔵

映画村での撮影に使われた建造物や風景には、映画でどことなく見たことのあるものもあり、たいへん感動です。

今度は2泊3日の予定を立ててじっくりと見たいと思っています。

 

 

 

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