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21年ぶり舞鶴~小樽へ!直後台風がかすめる

画像元:http://www.snf.jp/embark/otaru.html

今年の夏は台風が多かったですね。

その内いくつか北海道に上陸し大きな被害が出ました。

そんな北海道上陸4つ目の台風が関西地方を過ぎた頃、予定出航時間を40分ほど遅れで舞鶴港を出航した新日本海フェリーに乗船しました。

日本海フェリー舞鶴ターミナル    画像元:ウィキペディア

乗船後荷物を持って予約した自分の部屋に。

出航前に風呂へ、まだ外海に出てないので揺れは少ないです。

もう午前1時過ぎてるのでチャチャっと風呂を済ませました。

足元にモニターが付いていてテレビと現在のフェリーの位置を見ることができます。

フェリーの位置が映る画面上には、台風の影響で予定より遅れている事、予定到着時間などテロップで流れてます。

到着時間を気にしつつ就寝しました。

朝目覚めると結構大きなフェリーなのに揺れを感じます。

船長からのアナウンスでは波の高さは4メートルらしく、そりやぁ~揺れるはず、なかなかの波です。

本来なら朝から風呂に入れるのですが波が高いので使用出来ないとの事。

他にも幾つかのドアに「波が高いので立ち入り禁止」の札が掛けられていました。

22時間の船旅で、楽しみは食事だけ。

レストランが開くのは8時から。

ビュッフェ形式なのでツイツイ取りすぎてしまい朝から満腹!!

朝食が終わると次は昼まで楽しみはありません。

陸からも離れて海の上なのでスマホも圏外で繋がらないし、タバコ吸ったり、船内ウロウロしたり、買わないのに売店でお土産みたりです。

ようやく昼食時間です。

ここで私は考えました。

「そうだ!酔っ払って寝てしまおう!」と。

昼から飲むビールは大変美味しくかつ良くマワリ、部屋に戻って3時間ほど昼寝。

それでも時間はたっぷり残ってます。

何しろ小樽到着予定は夜の11時過ぎの予定ですので…本でも持ってくればよかったと軽く後悔したりして。

夕方4時半、船長のアナウンスが。

窓からは外の景色が見れますがここは日本海上、当然波しか見えません。

が、この時間になると船の進行方向左に大島が見えてくるのです。

それを知らせるアナウンスでした。

とうとう北海道圏に入ったという実感が高まります。

そして夕方6時、夕食の時間です。

レストランの窓の外には奥尻島もその島影を見せてくれます。

あとは積丹半島廻ったら小樽!

この頃から海上の状態が良くなったようで、フェリー位置を知らせる画面に流れるテロップでの到着予定時間が修正され、23:15予定が22:30に変更されました。

奥尻島  画像元:http://www.whako.com/ka/okusirituar200908/index.html

日が暮れ8時、9時と下船時間が迫ってくるとソワソワしてきます。

台風の北海道への影響も気になりますがスマホが使えないので情報が入らない。

案内カウンターに聞いてみれば何かわかるかと行ってみると、カウンター横に貼られた北海道内通行止めのお知らせの数々。

北海道地図上には✖だらけで埋まってる!

何処も行けなさそう。

荷物を持ってロビーで下船待ちの間、他のお客さんと、「あの国道はダメらしい」「✖ついてるのはほとんど道道だから移動は出来そう」などと情報交換。

とりあえずその日は小樽のビジネスホテル泊なので部屋のテレビで情報収集することに。

夜10時半小樽到着。

夜の小樽港

ホテルで見たニュースで知った北海道各地の状況はひどかったですね。

その後北海道を25日間バイクで回りました。

台風で欠航とかなら経験するかも知れませんが、今回のこのフェリーでの時間は、自分の人生の中で滅多に出来ない経験だったのではないかと思います。

 

 

 

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