道路を走る乗り物の中で私はバイクが一番好きです。
勿論不便な面もあります。
雨が強い日はまともに走る事すら出来ないし、天気が良すぎる日は暑くて暑くて堪らないしと悪い所も沢山あります。
それでも私は一番バイクが大好きです。
バイクに乗り始めてもう10年になります。
高校一年生の頃からずっとバイクに乗り続けてきました。
これからも乗り続けます。
バイクの魅力をもっともっと沢山の人に話したい。
そんな風に思っています。
バイクの魅力の一つとして、何よりも加速感がオススメなんです。
車に比べてもバイクは圧倒的に早いという訳です。
車の出足とは比べものにならない加速を持っています。
中型免許で乗れるのは400CCまでのバイクですが、40km/hから100km/hくらいまでなら車の何倍も速く最高速にまでたどり付きます。
車は大きな車体にエンジンを積んでいますが、バイクでは小さな車体に大きなエンジンを積んでいます。
それはそれは速いんです。
重量に対するパワーの比率が車に対して圧倒的にバイクのほうが強いんです。
この加速感の気持ち良さと言ったらバイク経験者にしか分からないと思います。
もうバイクに乗り始めてずいぶん経ちますが、バイクの運転は決して快適という訳ではありません。
最初にも言いましたが、夏はエンジンもシートも太陽の光もかなりの熱を持ち、やけどしそうな勢いです。
逆に冬は足も手も寒さで凍えて正常には動きません。
クラッチを握る事ですら一苦労です。
更にバイクの運転中にスリップしてしまえば大怪我に繋がりますし、かなり痛いですし、バイクも壊れるので、こんなに恐ろしい乗り物はありません。
ここまで悪い所ばかりを紹介してしまうと何故バイクなんかに乗っているの!?
と聞かれてしまいそうなものですが、それを凌駕する程の魅力がバイクには詰まっているとしか言えません。
その魅力は維持費の安さなどもありますし、経済的にもとてもいいです。
機能性にしても趣味性にしても非常に中毒性があります。
楽しみ方は人それぞれです。
峠を攻めたり、数台でツーリングで楽しんだり、景色を楽しんだり、風を楽しんだり、本当に楽しいです。
こんなに楽しい乗り物は他にはありません。
車が好きな人は改造が好きだったり、音楽システムを向上させたりして楽しむ人達が沢山います。
バイクも楽しみ方は車とは違うにしても、最高の趣味である事には違いはありません。
例えば、車で遠くに出かけたとしたらそれは旅行ですよね。
でも、バイクで遠くに出かけた時はそれは旅行では無くて旅なんです。
車ならドライブなんですけど、バイクならドライブでは無くて冒険なんです。
それだけ夢が詰まっているのがバイクの魅力です。