タオルというと洗顔後に顔を拭く時や風呂あがりに体を拭く時などに使う乾いたタオルと、
お風呂で身体を洗うための濡らして使うタオルがありますね。
でもその前にまず洗ってホコリや化学物質などを落としてください。
製品を造っている際生じる細かいホコリや染料などを取り除くためです。
使いながらでも、3回ほど洗濯したあとは染料などの濁りは出なくなります。
また、引き出物などの贈呈品として頂いた使わないタオルは一度洗ってから保存します。
タオルはタンスなどに仕舞っておいても、長期間不使用の間に折り目部分の繊維が弱くなったり、表面の色がだんだん薄くなり色あせてしまいます。
使おうと思い取り出してみると、見た目が表面と中の色合いが違ってくる場合があるので気を付けましょう。
洗濯の際は、柔軟剤を使うとフワフワになる反面、従来の吸水性を損なったり、フワフワ感に必要な毛羽が抜けやすくなったりもするので使用しないのが懸命です。
アレルギー体質に対して
タオルにはアレルギー反応を起こす成分が含まれていることが多く、製造過程で染料や漂白剤、蛍光増白剤、柔軟剤などのたくさんの化学物質が使われています。
なかでも、タオルを真っ白に仕上げる蛍光増白剤は、アレルギー体質の方には特に注意が必要のようです。
ガンなどの安全性については問題ないようですが、皮膚の敏感な人によってはアレルギー反応などを起こすこともあるので、清潔維持とともに多少でも化学成分を洗い流すためにもこまめな洗濯が必要不可欠ではないかと思います。
顔や身体も、皮膚の角質を守るためには手で汚れを洗い流し、洗濯済みの柔らかいタオルで水分を吸い取ることがうるおい肌を維持する秘訣です。