今思い出し取り組んでいる事にペーパークラフトがあります。まだ初心者ですがいきなり超精密なヤマハの自動二輪車「MT-01」を選びました。紙で出来ているものですから、簡単なものはとても貧弱に見え、つい見栄えの良いものを選んでしまいました。超リアルですが、そのせいか2年前に始めて未だ未完成です。合間合間のことでやっと9割方以上は出来上がりました。
紙型はインターネットでダウンロードして、紙質は厚手のペーパークラフト専用紙があるので100枚程用意しました。大まかに5分類されていて、まずマニュアル通りにエンジンから始めました。エンジン外周りのフィンと呼ばれる空冷装置の薄いヒダがありますが、これか細かくて大変でした。その後サイドカバー、インテークと作りここまで2ヶ月掛かりました。
2段階目はリアアームとフレーム作りです。後輪の取り付く箇所であり、本体の形づくる骨組みになりますが、大きさは決まってもフニャフニャしますので形が一定化しません。しかし、フレーム内部外部の他の部品を組み込んでいくには都合が良かった様に思えます。
3段階目はステアリング、ヘッドライト、フューエルタンク作りなど、前輪を取り付ける元になる箇所です。
4段階目はエキゾースト(マフラーなど)とその廻り、シートや左右のステップ作りです。
最終段階はタイヤ、テールライトなどですがタイヤ作りには一番苦労しました。空気の入っているようなバランスのとれた形が難しく、私のとった皮肉の策が、タイヤの中に紙粘土を入れることでした。粘土が完全に乾くのには1週間ほど掛かり、形はなんとか保てましたが、直径が10cm程のあるタイヤなので重さがある程度気になります。なにしろ紙だけのタイヤは非常に軽いです。タイヤの一部は私のオリジナルになりましたが、下に位置するので安定感は非常に良いものが出来ました。まだ未完成ですが、正面、後面、上面、左右側面と見て、正面、後面の左右バランスが上手く保てていません。紙が故に各パーツの切出し、糊付け、組立ての不正確さが後に響いてきた感じです。じき完成ですがそれはまだ未定です。