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震災から4年が過ぎた東北へ家族4人で旅行

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東日本大震災から4年が過ぎ、震災への支援として被災者の人が一番喜ぶのは何だろうと時折思っていました。

騒動がある程度終息した後に実際現地におもむき、現地の人の経済活動を買い物や観光で直接お金を使うことだと思いましたので、昨年、妻と娘2人の家族4人で1泊2日ながらも東北旅行に行きました。

実際この目で復興の状況が見たかったし、子供にもこの光景を見せてやりたかったので、実際それが叶い満足した旅行でした。

仙台城跡 画像元:フォト蔵

実際東北への旅行となるとやはり中心となるのは仙台となります。

私は名古屋在住なので飛行機を使って一路仙台空港に向かいました。

家族に東北へ旅行へ行くことを話した時、東北に何があるのかと質問されてありきたりのことしか話せませんでしたが、今回は初の東北なので定番スポットかつ小学生の子供が楽しめる場所へ出かけることとしました。

仙台で一番最初に行ったのはテレビで見る仙台のシンボル、伊達政宗公の像がある青葉城址です。

空港からレンタカーで向かい伊達政宗像の前で記念写真を撮りました。

この場所は仙台の中心地から西の方角の高台にある場所で、仙台の街が一望できるパノラマが楽しめました。

ここでは仙台名物も多く売っていて、「ずんだ餅」の名店菓匠三全がつくる「ずんだシェイク」なるものもいただきました。

ずんだシェイク 画像元:フォト蔵

次に向かったのは車を1時間走らせて岩手県平泉にある世界遺産中尊寺に行きました。

中尊寺金色堂は昔から行きたかった場所だったので、少し遠かったですが東北の観光地として外せないと思いこの機会を逃せばいつこれるか分からないので頑張って運転しました。

到着すると入り口はここなのかと思うくらいそんなに仰々しさはなく、ただ坂道がずっと続いている印象でした。

中尊寺はこの山一帯に多くの伽藍と院が存在しておりその一番奥にあるのが金色堂でした。

歩くこと20分くらいで金色堂に到着し、中を拝観しました。

教科書で見た絵と同じ風景が目の前にあるのを感じ、これが実際の金色堂かと感嘆したのと同時に、ここに藤原三代のミイラが安置されていると思うとゾクゾクっとしました。

画像元:ウィキペディア  屋外に再現された金色堂(金色堂は保存上、金色堂覆堂内のガラスケースに収められ、温度・湿度が調整されています)

金色堂を後にし観光地でもある中尊寺の門前で少し土産を買った後、向かったのは子供の希望で仙台に新しくできた仙台うみの杜水族館です。

新しい水族館なので施設もきれいで魚たちも見やすく東北らしい展示もありとても面白かったです。

その日はその後牛タンを食べて仙台のホテルにて宿泊しました。

子供たちに人気の「仙台うみの杜水族館」 画像元:フォト蔵

2日目はまず石巻に向かいました。

石ノ森漫画館で楽しみ、震災の復興状況を実際体感し、現地で新鮮な魚介類を食べ、とても有意義でした。

そのまま松島にも向かいました。

東北でも有数の観光地である松島も被害の大きかったところだと思いますが、それよりも松島へ向かう道中から見える、コンクリートの真新しい防波堤が印象的でした。

また瑞巌寺のスギ並木が伐採されているのも被害を物語っていました。

そうした被害を感じながらも、初の東北旅行を終え岐路に着きました。

瑞巌寺のスギ並 画像元:フォト蔵 (震災の塩害で伐採)

1泊2日の短い旅行で、それぞれの場所にいた時間もさほど長くはなかったですが、実際に被災地を目の当たりにしたり、復興の状況を見たりして、東北の人たちは大変苦労しているんだと思います。

観光地や飲食店、土産店で接する現地の人たちは悲しみを抱えながらも日常の生活を当たり前にこなしており、そんな人たちに少ないながらも利益を与えられるならばとの旅行でした。

震災の映像をテレビで見た人は多いと思いますが、実際に現地を訪ねることも大切かなと思いました。
東北に行きましょう。

 

 

 

 

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