1993年のJリーグ開始以来、少しずつ日本にもサッカーが根付いて来ました。
日本代表がワールドカップに出たり、Jリーグのクラブがアジアチャンピオンズリーグを制したり、オリンピックに出場したり、日本のサッカー選手が海外に移籍して活躍したりと、約20年間のサッカーの進化は目を見張るものがあります。
一方で残念な事は地上波テレビでJリーグのゲームが放映されない事です。
Jリーグ開始当初は放映があったのですが、徐々に放映機会は減ってしまい、今ではスカパーに加入しなければテレビ観戦はほとんどできなくなってしまいました。
そこでお勧めしたいのが、スタジアムでの観戦です。
何でも生は最高にエキサイティングです。
サッカーでも同じです。
日本のプロサッカーリーグであるJリーグには現在53クラブがあります。
三つのカテゴリーに分かれていて、J1がトップリーグ、J2がセカンドリーグ、J3がサードリーグという位置づけです。
それぞれのカテゴリーで年間のチャンピオンシップを競ってゲームが行われて、それぞれのカテゴリーで入れ替えがある制度です。
ですから、トップリーグにいても、セカンドリーグにいても、リーグでの地位は保証されていません。
負けが混んでくれば下位のリーグに降格する憂き目にあいます。
逆に、下位リーグから昇格することもできます。
常に下剋上が起こる制度のリーグなんです。
日本では古くからプロ野球が盛んですが、Jリーグとは大きな違いがあります。
最大の相違点は、カテゴリーが三つもあって、各カテゴリーで昇格降格があるという点です。
プロ野球にはカテゴリーがありませんし、セリーグとパリーグという二つのリーグがあるだけで、しかもチーム数はたったの12。
Jリーグの53には遥かに及ばない少ないチームが、昇格も降格も無いリーグを戦っているのがプロ野球です。
Jリーグでは優勝争いをするクラブは当然優勝を目指し、中盤のクラブは降格しないように、下位のクラブは降格を絶対阻止する為に死に物狂いで戦います。
リーグも終盤になると、プロ野球の場合は優勝争いするチーム以外はだれて来ます。
優勝できない代わりに降格も無いのですから、当たり前です。
ですがJリーグではそういう訳には行きません。
リーグ終盤まで必死の戦いが繰り広げられるというのがJリーグの大きな特徴で、プロ野球との対比で明確です。
残念ながら地上波テレビで放映されることは極めて少ないJリーグですが、全国各地に53クラブあることを良く考えて頂きたいのです。
北海道から沖縄まで、各都道府県にほぼ万弁なくJリーグのクラブがあるのです。
ご自身の地元にJリーグのクラブがあるかどうか調べてみて下さい。
ご自宅から遠くない場所に、地元のクラブがある筈です。
テレビで観れなくても、家からほど近い場所に出かければ、Jリーグのゲームが生で観戦できます。
しかもご自身の地元のクラブが目の前で戦っているのです。
そりゃー熱くなりますし、応援したくなる筈です。
是非一度生でJリーグのゲームを観戦してみて下さい。
万が一ルールがよくわからなくても大丈夫です。
手を使わないでゴールにボールを蹴り入れたら一点になるゲームで、得点が多いチームが勝ちというゲームです。
観ているうちに段々細かいルールがわかって来ます。
それも観戦の楽しみの一つになります。
又どのスタジアムにもスタジアムグルメがあるので、これも楽しみの一つです。
でも何と言っても、生でプロのサッカーを観る事ができる事です。
是非一度地元のJリーグを観戦して観て下さい。
きっと感じる事がある筈です!