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汚れてしまったぬいぐるみを綺麗にしてみましょう

かわいいぬいぐるみは、幼児のオモチャとはかぎりません。
ちかごろでは、子供のいない家庭にも、二つ三つはあるようですが、飾っておくだけでもよごれてしまうので困ります。

つねにハタキをかけたり、掃除機でホコリを吸いとっても、気がつかないうちに汚れたり、日焼けしたりしています。

洗濯表示がついているぬいぐるみのほかにも、中綿素材がポリエステル綿など、特殊な加工がしてあるもの以外であれば、洗うことができるものがたくさんあります。

革や人工皮革のぬいぐるみ、機械埋め込みのもの、水で色落ちする素材のもの、アンティークもの、接着剤使用のものなどは、ぬいぐるみを扱うクリーニング店に頼んだほうが良いでしょう。

 

洗濯の前に

まず付属品は、洗濯の前にできるだけ取り外します。

表面の生地に関しては、水で濡らしたタオルでぬいぐるみをポンポンと軽く叩いてみましょう。

もしタオルに色が付いたなら、色落ちしてしまうので洗えません。細部まで叩いてよく調べてみましょう。

 

手洗いの仕方

ぬるま湯と中性洗剤を桶やバケツなどに入れて洗濯液を作ります。

洗濯液の中にぬいぐるみを入れて、やさしく押し洗いをします。

汚れが気になるところはつまみ洗い、毛足が長いぬいぐるみはブラシを使用してみたら良いでしょう。

軽く絞ったら、きれいな水で3回以上よくすすぎます。

次に柔軟剤とぬるま湯を入れた桶かバケツに20~30分漬けておきましょう。
仕上げに柔軟剤を使用すると毛足がふんわりします。

手で軽く絞ったら、タオルに包んでネットに入れ、洗濯機で10秒ほど脱水します。
タオルを包みなおしもう一度脱水します。

脱水をしすぎると型くずれやシワの原因となるので、注意です。

 

洗濯機を使って洗う

ドライコースなどで洗います。

洗濯機に、水またはぬるま湯を入れて、必ず中性洗剤を混ぜます。

洗濯コースは、手洗い(ウール)コース、ドライマーク専用コースまたは弱水流をつかいましょう。

洗濯機で洗えるぬいぐるみもありますが、型崩れの事を考えると手洗いの方がお勧めです。

 

一部分だけ洗いたい場合

ブラシでぬいぐるみ全体のホコリを払う。

洗濯液をスポンジに含ませて、叩くように拭きとります。

汚れがひどい場合は、古い歯ブラシにガーゼをまきつけ、これに中性洗剤かシャンプーを湯にといて少量ふくませ、ぬいぐるみの毛並みにそって、ていねいに拭きとります。

洗剤が染み込んでしまうとシミになるので、素早く蒸しタオルで拭くか水ぶきをしましょう。

仕上げに毛をすくい上げるようにして全体を水ぶきして、もう一度きれいな水で固く絞ったタオルで拭きます。

 

ぬいぐるみの干し方

洗濯後手でパンパンと軽くたたき、形、毛並みを整えます。

風通しの良い日陰に干しましょう。

脱水にもよりますが、小さいぬいぐるみでも、天気の良くない日などは、乾くまでに2~3日かかってしまいまい、なかなか乾きません。

大きいものですと1週間経っても乾かないことがあります。

カビやニオイの原因となりますので気をつけましょう。

完全に乾いたら、ブラッシングして仕上ます。


ダニなどが気になる方は、日頃からブラシや掃除機を使用してぬいぐるみの表面にホコリを溜めないようにし、定期的に日干しをしましょう。

またダニよけスプレーなども効果的です。

 

 

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