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お茶を美味しくペットボトルにいれる方法

ペットボトルにお茶を美味しく入れるためには

1.水を選ぶ

おいしいお茶をいれるには、水はミネラル分の少ない水(軟水)を使うことでお茶の旨味を引き出せます。

国内のミネラルウオーターは軟水でお茶に適しますが、外国のミネラルウオーターは硬水が多いので、日本茶には不向きです。

水道水を使う時には、消毒用のカルキ(塩素)が入っていますので、沸騰させて使って下さい。

浄水器やウォーターサーバーの水もそのまま手軽に使うことができます。

 

 

 

2.お茶をいれる

煎茶は、湯量100㏄につき茶葉2~3gを目安してください。

500㏄ペットボトルですと、茶葉10~15gを使います。

 

ペットボトル用のお茶をいれるときは、沸騰させたお湯を少し冷まして(60℃以下)から急須などで入れるようにします。

湯温が高いとカテキン(しぶみ)や カフェイン(にがみ)が多く出てしまい酸化を早めます。

温度を下げることで、渋み、苦み成分を抑え、甘くまろやかなお茶をいれることが出来ます。

渋いお茶が苦手な人には深蒸し茶がおススメです。

 

ペットボトル用に造る場合の浸出時間は10分、じっくり浸していれます。

これで濃いお茶が出来上がります。

 

お茶をいれる際には、温度や浸出時間、茶葉の量を調整することが大切です。

お茶の種類に応じて適切な抽出時間や湯温を守ることで、お茶の風味や香りを引き出すことができます。

 

 

 

3.お茶の粗熱を取る

いれたお茶は容器に移し、酸化を抑えるため冷凍庫で急激に冷やします。

ただし、凍らせてはいけませんので時々様子を見て、ぬるめになったら冷蔵庫に移します。

冷たいと酸化がゆっくりとなり、長時間美味しさや色合いを保つことができます。

 

 

4.ペットボトルを洗浄

お茶を冷やしている間、ペットボトルをよく洗い、内部に残留している匂いや汚れを取り除きます。

熱湯でペットボトルを洗浄することで、細菌や雑菌を除菌することができます。

 

 

5.ペットボトルにお茶を移す

冷蔵庫内の冷たくなったお茶をペットボトルに移し、再度冷蔵庫で保冷して、美味しいお茶の原液ができあがりました。

飲むときは、冷水で3倍から5倍と好みの濃さに薄めて、ペットボトルに詰めてご利用ください。

お湯で割っても美味しくいただけます。

 

急須でいれたお茶と市販のペットボトル茶の違い

1.成分の違い

ポリフェノール量は、急須でいれた緑茶がペットボトル茶の1.4倍。

茶カテキン量は、急須でいれた緑茶が2.5倍も多く含まれています。
(京都府消費生活科学センター テスト結果より)
引用:東京都茶協同組合

 

2.味の違い

旨み・甘みの元になるアミノ酸は、急須でいれた緑茶がペットボトル茶の5倍も多く含まれています。
(静岡県環境衛生科学研究所の調査結果より)
引用:東京都茶協同組合

 

3.コストの違い

500mlのペットボトル入り緑茶は約150円とすれば安く感じますが、100g 1,000円の緑茶を急須でいれると、同じ量のお茶をより美味しく価格も1/3で飲むことができます。
引用:東京都茶協同組合

 

しかも、自分でいれたお茶は旨み・甘みの凝縮された濃いお茶なので、水で3倍、4倍と好みの濃さに薄めて飲むことで、さらに安くて経済的です。

 

 

 

 

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