買いたての靴をはくときは、ワックスをぬって磨いておきます。
こうしてからはくと、キズもつかず湿気もふせげます。
なるべくはクリーナーでよく拭いてよごれをとり、靴クリームは、なるべく薄めにつけて、よく磨くようにします。
クリームを厚くぬりますと、皮の通気性をそこない、ヒビ割れをつくる原因となり、長持ちしなくなりますので注意が必要ですよ。
とくに上等な靴には、入念な手入れが必要ですね。
靴にカビをはやさないコツ
靴はぬれたままで放置すると、すぐにカビがはえてきますので、必ずよく乾かすようにしましょう。
また、汚れはカビなどの原因にもなりますので、気がついた時に素早く綺麗におとすように、その日の汚れはその日のうちに取り拭ってください。
特に雨の日にはいたあと、手入れするかしないかでは、靴の寿命が全くちがってきます。
たまにはく靴は、手入れののちに乾燥剤を一緒に入れて、ビニール袋にいれておくと、カビがはえたりはしません。
げた箱には新聞紙を敷き、マメに風を通しておくようにすれば、カビの防止にもなります。
靴の正しい保管の仕方
汚れは、カビなどの原因になりますので、しまう前には必ず陰干しをして、手入れをしてから保管しましょう。
同じ靴を履き続けないことが必要で、2足の靴を交互にはいて、休みの日を作ってあげるといいでしょうね。
はいた靴を保管する場合は、すぐにはしまわず2日ぐらいは乾かします。
足から出る汗の量はコップ一杯にもなり、長持ちさせるためにも脱いだらしっかり乾かしてあげましょう。
保管するには、湿気を避けるために、乾燥剤を一緒に入れて保管するとカビ防止にもなります。
乾燥材は入れ過ぎずに、靴に触れないように注意しましょう。
お菓子や海苔などに付いているものでも十分に使えますよ。
また、新聞紙などを丸めて靴の中に入れて置くだけでも、湿気を防ぐことができますね。
余談ですが、足は一日の中でも、時間とともに大きさが変わります。
最も大きくなるのは15時頃で、起床直後と比べて体積が約19%大きくなるそうです。
日本では、靴は夕方に買ったほうがよいと言われますが、これは夕方には足がむくみ、一番大きな状態になるので、それに合わせて靴を選ぶという考え方です。
しかし、逆の見方をすれば日中は靴が大きすぎることになりますね。
私は中間をとって、昼休みに買うのがいいようにも思いますが?
いろいろ調べてみると、足に合った靴は「その人の仕事で、最も移動する時間帯に合わせて選ぶ」のがいいそうですよ。