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初心者におすすめの家庭菜園 豆苗&バジル

野菜の価格が高くなっている今、家庭で栽培できるものは試してみたいと思い、いくつかの家庭菜園に挑戦しました。

我が家は賃貸アパートなので、室内や狭いベランダでも栽培可能な植物というのが条件でした。

まずは初心者が挑戦しやすい「豆苗」と「バジル」の栽培からはじめてみました。

豆苗は「あと一品!」という時のお助け食材になりますし、バジルは買うと意外と高いですよね。

実は保存も効くので、ストックしておけば年中楽しめる食材です。

その栽培の過程を、注意点とともに、失敗談も含めてご紹介します。

               バジルペーストにして冷凍保存   画像元:Cookpad

まず一番始めやすいと思われるのが豆苗です。

スーパーの野菜コーナーで食べごろの状態で売られているので、まずは収穫から取り掛かります。

何度か豆苗の栽培に挑戦してわかったことは、この収穫時にカットする場所の重要性です。

はじめて挑戦したときは、なるべく多く食べられるようにと、根っこギリギリのところにハサミを入れて収穫しました。

ところがその後、根っこの中に折れ隠れていた芽がひょろひょろと伸びてきただけで、あまり収穫することができませんでした。

この反省を生かし、2回目の栽培時は伸びかけの小さい芽を残すようにハサミを入れて収穫してみました。

豆苗(切株)

するとその芽が10日ほどで力強く伸び、購入時のようなフサフサの状態に成長しました。

どうやら、新しい芽は種から出るのではなく、一度出た芽から脇芽として出てくるみたいです。

この方法で、豆苗を購入するたびに、3回は収穫して楽しむことができています。

 

豆苗(再収穫)

しかし、3回目からは収穫数が減り、4回目ともなるとひょろひょろで色の薄い芽がいくつか伸びてくるだけでした。

次に、省スペースでも育てやすいバジルを、ベランダで栽培してみました。

暖かくなってくる4月頃に種まきをし、夏の間に摘み取りと成長を繰り返しましたが、秋には、残念ながら枯れてしまいました。

まず、湿らせたキッチンペーパーを敷いたトレーの上に種を置き、日光に当てて発芽させます。

双葉が出たら、小さなプランターに植え替えます。

水は毎日たっぷり与えました。

成長したら、葉が分かれている部分の少し上を、親指と人差し指で茎を切るようにして摘み取ります。

バジルは摘めば摘むほど脇芽が伸びて成長するので、夏の終わりごろには、我が家のバジルは不格好なワサワサの状態になっていました。

ビジュアルにもこだわりたい方は、摘み取る部分の全体のバランスを考えながら収穫するのがおすすめです。

使わなかったバジルは、オリーブオイルとナッツ類と一緒にミキサーにかけ、消毒した瓶に入れて冷蔵庫で保存しておけば長持ちします。

パスタソースやドレッシングとして、1年中楽しむことができます。

バジル

家庭菜園を行うにあたって、私がいつも苦戦するのがカビとの戦いです。

何度か、根っこや土の表面にふわふわとした白いカビが発生してしまった経験があります。

なるべく風通しの良い場所で栽培し、日光によく当てることでカビを防げるようになりました。

せっかく栽培している植物なので、最後までおいしく育てたいですよね。

 

風通しが良く、日の当たるベランダが最適です

「豆苗」と「バジル」の栽培についてご紹介しましたが、初心者の私でも簡単に育てることができる植物でした。

珍しい道具は必要ないですし、お水を切らさず、日光に沢山当ててあげるだけで、立派に成長してくれます。

少しですが家計の足しにもなっており、自分で作った食材ということで、おいしさも倍増です。

我が家のような狭いベランダでも栽培可能でしたので、家庭菜園に興味があるけど何から始めたらよいか悩んでいるという方には、おすすめの植物です。

 

 

 

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