2年前の2月、スーパーの駐車場でチワワが保護されているという情報がfacebookにアップされました。
私たち夫婦がそのチワワを保護し、最初の3か月は拾得物扱いで、飼い主さんが出てきたら返却する約束で世話をはじめました。
しかし、3か月たっても飼い主は現れずウチの家族になりました。
ウチにはすでに3匹のミニチュアダックスがいます。
この子との関わりの中でいろいろと考えさせられることもあり、感じたことを書こうと思います。
2年前の2月、スーパーの駐車場でチワワが捨てられているところを保護されました。
2月と言えば1年で一番寒い時期。
発見されたときは寒さと怖さで動くことができなかったそうです。
チワワの体重は1.5kg、ほんとに小さいからだです。
とりあえずは、スーパーの機械室に入れられ、そこで何日か従業員の方に世話をしてもらいながら過ごしました。
このことがfacebookにアップされ、私達夫婦はこの子を見に行くことにしました。
はじめの3か月は拾得物扱いと説明をうけました。
この間に飼い主さんが現れた場合は返却する約束です。
私達はもちろん、その方がこの子のためだ思い了解しました。
警察への届け出、貼り紙の作成などできることはやりました。
でも3か月たっても飼い主さんは現れず、チワワはウチの家族となりました。
チワワは「ファーファ」と名付けました。
ファーファは上から頭を撫でにいくと首をすくめて怖がりました。
この行動を見て虐待されてた?と感じました。
他に問題行動は見られませんでした。
とにかくふとんが大好きな子でいつもふとんに埋もれています。
こんなことを見ると、あのスーパーの機械室の何日かがどんなに辛かったかと思うと、胸を締め付けられます。
頭を撫でられることを嫌がることは1年くらいたつと改善されてきました。
ファーファはとても個性的な子で、おしゃべりをよくしてくれます。
ウチに来たころは感情表現も乏しく、おとなしい子だと思っていました。
日がたつにつれ、自己主張をするようになり、感情表現がとても豊かになりました。
今では思い切り喜んだり思い切り焼きもちを焼いたりするファーファを見るたび、笑みがこぼれます。
困るのは、他の子たちは誕生日や年齢がはっきりわかっているのですが、ファーファだけは、正確な年齢がわからず、獣医さんが診てくれた「たぶんこれくらいだろう」という年齢を信じています。
誕生日については検討もつかないので、ウチの家族になった日を誕生日にしています。
今では小さかった体も成長し、ふつうのチワワのサイズになりました。
ごはんもいっぱい食べて元気に暮らしています。
ファーファの出来事を通じて、一つの命を預かるとこについて改めて考えさせられました。
気軽にかわいいからワンチャンが飼いたいと家族しますが、そのことは「一つの命」を引き受けることなのです。
飼い始めてたら最後まで引き受ける。
ふつうのことかもしれませんが、それをしない人が多いことか・・・なにかの都合で、飼えなくなることもありかもしれません。
でも捨てるのはやめてほしいです。
なにか方法はなかったのか?と思います。
人の都合でなにもしていない犬を傷つけることはやめてほしいと願います。
今は、元気いっぱいのファーファにこちらが元気をもらってます。