のんびり暮らし 北のオアシス秋田県
2018/03/10
わずか2年弱という短い期間だったのですが、秋田県に2年ほど住んでいました。
その経験から、オアシス的なのんびり暮らせることができた思い出の残る土地でした。
私が暮らし住んでいたのは秋田市から車で30分くらい走った小さな町です。
そんな秋田県のおいしいもの、気候、そして有名な観光地についてご紹介いたします。
おいしい食べ物
全国的に有名なあきたこまちを筆頭に、きりたんぽ、いぶりがっこ、比内地鶏(ひないじどり)、桃豚(ももぶた)など。
秋田県のきりたんぽは名産品として有名ですよね。
きりたんぽ鍋をお手頃価格で食べられるお店がたくさんあります。
ご存知でしょうが、きりたんぽとは、つぶした粳米のご飯を竹輪のように杉の棒に巻き付けて焼いたたんぽを、棒から外して食べやすく切ったもの。
きりたんぽ鍋は、比内地鶏ガラのスープに鶏肉やゴボウ、キノコ、長ネギ、せりなどと共にきりたんぽを入れ煮込んだもので寒い時期は格別です。
そして味噌を付けて焼いたりして食べるのもおいしいですよね。
いぶりがっことは、たくあんをいぶしたものです。
こちらはあまり知られていないですね、私も秋田に来てから知りました。
いぶしているので独特の香りがあって好みが分かれますが、くんせい好きの方にはクセになるおいしさです。
チーズと一緒に食べると最高、いいおつまみにもなります。
比内地鶏と桃豚は、それぞれ秋田県のブランドの鶏肉と豚肉ですが、ちょっとお値段は張ってしまいますが、どちらも高級感が味わえるお肉です。
気候について
秋田県は東北地方の北の方しかも日本海側とあって、冬はとても寒く降水量も多い地域です。
年間を通して気温は低めで、しかし真夏はとても暑くなりますが酷暑が続く期間が他の地域に比べてとても短いのです。
4月の初めは寒く、場合によっては雪がちらつくことも。
4月終わりごろから暖かくなり、桜も咲き始めます。
そして本格的に暑くなるのは7月の中旬ごろからです。
夏は暑く、東北地方とはいえ避暑地とは言い難いほどの暑さに見舞われます。
暑くどんよりとした日が続き、梅雨明けのないまま秋を迎えることも珍しくありません。
しかし10月が終わるころにはもう本格的な冬の到来を感じさせてくれます。
11月の終わりごろから雪が降り始め、足首あたりまで積もることもざらです。
また、冬は晴れる日が極端に少なく、ほぼ雨や雪が降っているか曇っているかの日が続きます。
かといって暗い気持ちになることはなく、活気ある暮らしは生活の知恵から生まれるのでしょうね。
12月の終わり以降は、気温が氷点下になるような厳しい寒さの日々が続きます。
内陸側は豪雪地域ですが、日中でも夜でも雪が積もっている景色は絵になり、特に夜の降る雪などはとても幻想的で美しい風景です。
有名観光地
秋田県といえば、きりたんぽと並んで有名なのがなまはげです。
日本海側の男鹿半島には、なまはげ館があります。
大きななまはげを見たり、なまはげについて学んだりすることもできます。
他には、角館の武家屋敷と田沢湖がオススメです。
角館へは4月下旬、桜が満開のころに行くのがオススメです。
川沿い一面の桜の木がいっせいに花をつける様子はとても美しく、外国人観光客の方も大勢訪れます。
田沢湖は、日本一深い湖として有名で、カヤック体験ができます。
いかがでしたか?確かに秋田県は都会とは呼び難く、むしろ交通の便は首都圏に住んでいる方からしたら相当不便です。
私も秋田県に来る前は横浜市に住んでいたので、来たばかりの頃は電車やバスの本数の少なさに絶望していました。
周りにお店などが何もないのに、帰りの電車まで1時間以上あるということもよくありました。
それでも、秋田県には秋田県の良さがあります。
私は2年弱住んだだけでも秋田県が大好きだと断言できます。
そんな秋田県に、ぜひ一度足を運んでみてください!
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